ごく一部にしか通じないのは分かっているんだッ それがどうしたッ
- 作者: 原田久仁信
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 単行本
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〜ゴルフ場
某女性政治家「ナイスショット!!」
パチパチ安倍晋三 「そろそろやらなきゃいけないんじゃないかッ」
某女性政治家「……ナンの話です?」
安倍 「まーた…もういちど女性が輝く社会つくるんだろ?」
某女性政治家「ハハハッ それは片山さつきのtwitterが飛ばしてるだけで…まったくの夢ですがね…」
安倍「○○と○○ちゃんがやるんだったらオレ ポスト出すよ」
某女性政治家「エッ?」
安倍「ポストが必要なんだろう? 蓮舫を見返してやれよ!!」
〜〜その後、改造が実施され…
番記者「なんとも景気がいいですなぁ 首相!」
安倍晋三 「グッハッハ!! わが内閣には天下の”凡人二世”小渕優子がいる!!そして"赤シャツ”松島みどり、その他女性閣僚多数! この女性陣がいれば支持率だって軽く80%は超えるからなッ!そうだろッ!!」
番記者 「ところで菅さん 消費税はやっぱり再度上げるんでしょ?」「もうここらで白状してよッ!」
菅義偉官房長官「わかンねえなあ…」グフフッ
番記者「チッ!相変わらずのタヌキだぜ……」
その宴席からふらっと風に当たりに来た安倍に、声を掛ける菅。
菅「シンゾー…何を考えてる?」
安倍「ああ…スガはどうなんだよ」
菅「美しい国づくりは 終わらねえ! そうだろ?」
〜しかしその後
菅「こんな立派な内閣もできたし!北朝鮮への高官派遣も決まった!いよいよ安倍旋風が世界に吹き荒れるな!」「ところでシンゾー 山谷えり子のことなんだが」
安倍「ああ…はやく外国人特派員協会での会見を終わらせないといけないな」
菅「心配するなッ、山谷には明け方のホテルで会った!!明智光秀の本を渡してあるッ」
安倍「ン…どういう意味だ?」
菅「そりゃいくら山谷とザイトクカイの仲とはいえ、すんなり関係を認めたらまずいだろ! そうさな…協会で講演するにしても ザイトクカイを裏切るアングルをしかけなきゃいかん!」
安倍「そんなもん必要ねえって!すんなり関係をみとめりゃいいんだ!」
菅「バカッ!世界の目も少しは考えやがれッ! それじゃ意外性ゼロじゃねえかッ!」(そうか?)
安倍「…いいかスガ! これだけは言っとく!余計な仕掛けは必要ねえ 改造内閣はオレの色に染めるんだ オレのやりたいようになッ!」
菅「カ…カテエ…まるで溶岩石のように凝り固まった安倍のアタマ!!」
〜だがその後…
菅 「オッどうだ? 改造後の新閣僚の評判は!?」
秘書A 「それが・・・イマイチというか・・・かなり悪いです」
菅「ヘッ? ウソだろ…? こっちは松島に小渕、高市早苗に山谷までいるんだぞッ!」
秘書A「だからだよ」(※パロディ的には、原作ではこうは言ってませんが)
菅 「もしもし…おう朝からどうしたミドリ!」
松島 「うちわが…有価物なアレじゃないと思うんだが 今日は国会審議はできそうもない」
菅 「ゲエッ! 何言ってるッ 大事な法案審議だぞ? お前が出なかったらどうなるんだッ!?」
松島 「分かってるよ だが本当に無理なんだッ」
別の場所で〜
菅 「ところで優子さん・・・そっちの事務所について おかしな話が出ているらしい!この業界 噂好きが多くて困ったモンだが…国会期間中には予定通り堂々とあなたに客寄せパンダになってもらいますから どうか安心してくださいよ!」
小渕 「菅さん・・・・・・悪いわね・・・」
菅 「い…いま・・・・・・何と?」
小渕 「急にいろいろあってね・・・ ごめんなさいねッ」
菅 「オオ……恐れ入谷の 鬼子母神ッ!!」
だが小渕を誰が責められよう---
自腹で地元有権者の面倒を見ていた小渕は私財3000万円を観劇会やお土産に投入していた
天下の小渕が下仁田ネギをかじる毎日!!
安倍もそれをわかってはいたのだが……
つくづく人事は恐ろしい
ときに
何もかもをブチ壊す!!!!
【前回シリーズ】
「プロレス地獄変」的に回想する東京都知事選。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140214/p2
勝手に名前を出してしまった皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げるとともに
「時間と忍耐があれば 桑の葉は絹に変えられる―」というイタリアの古い諺を贈りたいと思います。