kousyouブログ
■クリミア・ウクライナ問題を黒海周辺諸国とリンクして俯瞰するまとめ
http://kousyou.cc/archives/6140…現状を追いかけることから少し離れて、ウクライナ情勢を理解する背景として黒海周辺諸国に視野を広げてをもう少し歴史的に俯瞰してみる。なぜ俯瞰するのか、その理由としては、ウクライナがEUとロシアとを繋ぐガスパイプラインの中継点であることから周辺諸国への影響が大きいこと、元旧ソ連構成国で反ロシア傾向が強い点で南コーカサス諸国と同様の経緯があること、クリミアの実効支配の行方を理解するのに、反ロ共和国内親ロ独立勢力という構図と同様の事例集として黒海周辺諸国の経緯が参考になること、「独立」の問題はソ連崩壊以後ロシアと周辺諸国の紛争の重要な問題であり、クリミア・ウクライナ問題と周辺諸国の独立問題リンクする可能性があること…
池内恵
■ウクライナ問題で問われているもの(1)プーチンはバブルか実体か
http://chutoislam.blog.fc2.com/blog-entry-51.html
アメリカの覇権の帰趨が、引き続き中東問題を巡って問われるのか。あるいはもしかして日中関係や中・フィリピン関係など東シナ海や南シナ海をめぐる紛争で問われることになるのか……3月初頭のイスラエルのネタニヤフ首相の訪米で、どの程度アメリカの影響力を示せるか(示せないか)が最初の試金石……4月のオバマ大統領の日本、韓国への訪問も、いがみ合う両国をどれだけ米大統領の威光で説得できるか(できないか)…だが、そういった話がいったん棚上げになるような事態が生じた。鎮静化したかに見られていたウクライナ情勢が、ソチ・オリンピックのさなかに急転した。
…昨年の特に中東問題への関与は、ロシアとプーチン大統領への威信や期待を高めたけれども、それが実体を伴っているかどうかは依然として未知数だ。半ばアメリカへの「当て馬」として高まったロシアへの期待にプーチンが応えられるかどうかはまだ分からないのである。
ウクライナではその実体が問われる。
下手をすると「プーチン・バブル」がはじけかねない。
両者がほどほどに距離があるぐらいの時には、(※トルコは)「橋渡し」をしたり、漁夫の利を得たりできるのだが、対決が決定的になってしまうと、「どっちにつくのか」と迫られるからだ。
このあたりは、最近の日本も似た立場にある。
なぜだかわからないが、「プーチンの権力が強まれば北方領土が返ってくる(大意)」という議論が日本のロシア通からは匂わされて、下心のある政治家やらそれにくっついてくる学者やらが散々煽った…
※最後のは、佐藤優批判か?
高世仁
■国盗る者が返還するや
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20140304
…親しい複数のフリーランスのジャーナリストがクリミア半島に向かうと知らせてきた。何とか仕事の口を探してあげたいと、さっそくテレビ局に「セールス」。現地リポートはどうか、あるいは一日いくらの日銭での契約でも、ともちかけるが、ノリが悪い。まず、APロイターなどの外国通信社からどんどん映像が入ってきて、ニュース対応にはとりあえず対応できるという。
今夜の報道ステーションでは、丸腰のウクライナ兵士たちが国家を歌いながら、武装したロシア兵に近づいていき、トラブルになる映像を流していたが、これはデモ参加者自らが携帯か何かで撮影したものだった。当事者の撮影までが簡単に世界中に流れる時代である。
日本人のフリージャーナリストが現場に突っ込んでも、経費を回収できずに赤字になる。彼らにとっては、ますます厳しい環境……
参・伍式MT
@M0003_5
https://twitter.com/M0003_5/status/441235036403019776プーチン「なにがやりたいんだコラ!紙面飾ってコラ!なにがやりたいのか、はっきり言ってやれオラ!噛み付きたいのか噛み付きたくないのか、どっちなんだオラ!」 #オバマ君涙を拭けよ