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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

BPOの委員ってどういう基準で選んでるのやろか。

BPO、日テレの「スッキリ!!」は「違反と言えない」と判断
http://www.sanspo.com/geino/news/20140305/oth14030516070025-n1.html
 放送倫理・番組向上機構BPO)の放送倫理検証委員会は5日、インターネット詐欺特集で被害者ではない別人を被害者として放送した日本テレビの情報番組「スッキリ!!」について「裏付け取材の不足は否めないものの、放送倫理違反があるとまでは言えない」との意見書を公表した。

 審議した番組全体が違反に当たらないと判断したケースは初めて。
(略)

ふと気になって、BPOの委員構成を見てみた。

http://www.bpo.gr.jp/?page_id=799
川端和治 弁護士
小町谷 育子 弁護士
水島 久光  東海大学文学部教授
香山 リカ  精神科医
小出 五郎 科学ジャーナリスト
是枝 裕和  映画監督
斎藤 貴男 ジャーナリスト
渋谷 秀樹 立教大学大学院法務研究科教授
升味 佐江子 弁護士
森 まゆみ  作家・編集者

えーー…どうかな、という人選があるような…。
ちなみにこのほか「放送と人権等権利に関する委員会」、「放送と青少年に関する委員会」がある。


ちなみに、当然委員はほかに仕事がある、非常勤のひとである。そして、さまざまな政治的スタンスや社会的発言をしている。
そういう立場とBPOの立場が対立はしないのか?実は以前、

 http://www.bpo.gr.jp/wp/wp-content/themes/codex/pdf/kensyo/determination/2009/05/dec/1.pdf

NHKからの回答書に、かつて委員の一人が委員就任以前、当該番組に関してNH
Kを提訴した団体の編集になる本に寄稿していた
ことを以て、委員会の公平性に疑義
を呈している一文がある。
心配はご無用と、まずは言っておかなければならない。
メディア状況に関心を持つ者としてその折々をとらえて発言し、あるいは論文等を
公表するのは当然
のことであり、委員の一人ひとり、これまでもそうしてきたし、これからもそうするだろう。だからといって、その意見のみで審議内容が左右されるほ
ど、委員会は軟弱な議論を行っていない。

(略)
私たちはこの回答書が示唆するような、中立・公平性とは、特定の意見を機械的
排除したり、場合によっては単純に並立させることによって実現されるものである、
という考え方を採らない。本来の中立・公平性は、多様で混沌とした意見や対立する
両極の見解を粘り強く聞き、咀嚼し、議論し、みずから考え、判断することによって
初めて実現する
ものではないか。これこそが、自主・自律の本義であり、民主主義の
根底にあるのも、こうしたダイナミックな原則であろう。
委員会は、偶然とはいえ、むしろそうした委員を擁していたことが、議論をいっそ
う活発で豊かにした

いやいやいや。
これ、そのまんま、某団体の某委員会の弁明に回せそうだ。(これで納得できるならば)。まあ、この回答に至った部分を「問題だ」といった当事者が、その論法を使えるかどうかははなはだ疑問ではあるのだが。
ただ、非常勤の”有識者”なる人たちがこういう役職につくとき<「XX委員」の仕事だけは中立的にやってくれ、それ以外での活動(政治的etc)は干渉しないから>という切り分けは、やむを得ざるものかとも思うし、それ以外も含めた無色透明さを求めると逆に不活発になるというのはあり得る話かもしれない。
だから、BPO委員としての適格性と、例えばその人が精神科医兼コラムニストとしてアレコレ書いたり語ったりしたことは分けてもいいのかな、と思う(誰だよ)。