最新ゴン格より
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/07/23
- メディア: 雑誌
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VTJで勝った所英男だが、セコンドの勝村周一朗は「まさかの内ヒール」「あれが極まると思ってなかった」とか。
で、国内人気ナンバーワンの選手で、いまやベテランの所だが今は海外挑戦を目指す。つまり最先端の”北米MMA”を視野に入れねばならないのだ。実際今回は・・・なんとかって海外選手を倒した(笑)。
そんな所をどう、修斗の諸葛孔明・勝村周一朗が改造するかというと・・・本文どおりではないが要約。
好きなことをやらせすぎないこと、それでいて型にハメないこと。この2つ。
英男は好きにやっていいよというと好きなことしかやらないし、作戦を100%徹底させようとすると持ち味が出ず何でもない試合になってしまう。
英男のよさは本流のMMAと違うところにいて、こっちが予想しないような動きをすること。
「今のMMAを意識して、それをやるように」と言ってMMAをやる意識を持たせるとちょうどいい。自然と(最先端のMMAの戦い方から)はみ出て行っちゃうから。
でもこっちも、予想外のことをやってほしいと思っている。彼が勝つ試合は作戦を実行しつつ、どこかでそれがずれている試合なんだ
「英男は”今のMMA”を意識して戦え。それでも所の戦い方ははみ出してくけど、それでちょうどいい」って話・・・ これ「機動警察パトレイバー」で仕事を一緒にした、ゆうきまさみの押井守評と同じなんだ(笑)。
「押井さんは、皆で羽交い絞めにする。
それでもにじにじ〜〜と押井カラーは滲んでくる。
その、滲むぐらいの押井カラーがちょうどいい」
と(笑)。具体的には、パトレイバーの映画1で、押井氏は「そうだ!!ラストで戸籍とかを調べていった結果『帆場は存在しなかった』ということにしよう!」と言い出し、ヘッドギアが総出で「羽交い絞め」にしたんだとか(笑)。
でも実際の話、個性というのはそういうものなんかもしれないぜ。安倍政権2も、アメリカや世論、(野党は?)が”羽交い絞め”にして、それでもにじにじ・・・がいいバランスかもしれないし。
んで、次エントリにつづく。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130805/p3