「進撃の巨人」の作者は「僕はいまだに厨二病をこじらせている」「黒歴史が現在進行中」を自任する人だが、厨二病のひとつの症状というのは、要は数十年前の、典型的厨二病患者が「青年日本」を名乗ったように･･･
「混濁の世に吾たてば 義憤に燃えて血潮沸く」
「ああ人栄え国ほろぶ めしいたる民 世に踊る」
という心境に至るものである。
そして今回の「進撃」のOPも･･･
･･･地に墜ちた鳥は 風を待ち侘びる 祈ったところで 何も変わらない 今を変えるのは 戦う覚悟だ 屍踏み越えて 進む 意思を 嗤う 豚よ 家畜の安寧 虚偽の繁栄 死せる 餓狼の 自由を！ 囚われた屈辱は 迫撃(反撃)の拳だ 捉え切れぬその身体 獲物を屠る狩人･･･
