INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

親権を失った親も、子供の運動会・授業参観に来られるか?学校は許可すべきか?

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20121011ddlk13040273000c.html

共同親権運動ネットワーク:親権ない親も親 学校で排除しないで 国に求めて署名活動 /東京
毎日新聞 2012年10月11日 地方版

 ◇国立拠点の団体、5000人分を目標に
 離婚や別居後、親権者に子供との面会を拒否されている親たちでつくる「共同親権運動ネットワーク」(国立市)が、子供が通う学校などが親権のない親を不当に排除しないよう求める署名活動を始めた。来年1月末までに5000人分を集める目標だ。
(略)
 同ネットワークは署名活動を通し▽両親が学校からの配布物や連絡を受ける▽学校行事への参加が不当に制約されない−−などを、厚生労働相文部科学相が学校などに周知させるよう訴えている。
(略)

 同ネットワークの運営委員でライターの宗像充さん(37)=国立市=には離婚した元妻との間に小学生の娘2人(9歳と6歳)がいる。運動会の見学を学校側に要望した際、校長が「親権者でない」と嫌がり、元妻に連絡したという。最終的に運動会に行くことはできたが、「子供たちが『父親にも大事に思われている』と感じられる環境でなくなる」と危惧する。
(略)
 国分寺市の中村淳一さん(48)は、離婚した元妻と暮らす15歳の息子と13歳の娘の学校名すら知らない。卒業式や入学式など節目の行事には立ち会いたいと希望してきたが、親権者の元妻側が拒否しているためだ。「ゆくゆくは海外では認められている共同親権制に法改正すべきだ。今回の署名活動は、その第一歩」と話す。

ま、そーだわな。DVだなんだと例外のケースはあるだろうけど、一般的な原則としては親であるなら、親権が無くなっても親ではある。下手したら学校に賠償責任が及ぶような話でもあるかも。

でも逆に「親とは、親権のあるものです。すくなくとも学校が親と見なすのは親権の保持者です」と決めれば、それは自分の感覚とは違うけど、ぴしっと筋が通る。
これは「どっちに決めるか」だな。決まれば例外は設けつつ、そのルールに従うということでいいんじゃないか。
しかし、むずかしい問題だね。