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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

巨大エンターテインメントの将来は「テレビ経由・PPV」か「ネットで直接配信・見放題」か?WWEが決算発表、未来を見極めよ!!

今日はこの重大ニュースの解説記事を紹介すればいいや。

WWEファイナンシャル・レポートから見える現在のWWEの戦略 http://enuhito.club/?p=1817

このブログでは「UFCファイトパス」と連動させて何度も紹介してきたテーマだが、おさらいになるので、ここらへんを読んでいただこう

……WWEの成長は、米国のPPVビジネスの成長とともに歩んできたものである。米国では…ケーブルテレビをプラットフォームとしたPPVビジネスが発展してきた。それを牽引したのがボクシングであり、WWEだった。

その非常に大きな収益を上げるPPVビジネスを破壊するこのインターネット動画配信サービス「WWEネットワーク」。……しWWEネットワークではそのPPV大会も含めて過去の映像、オリジナルコンテンツ含め、全て見放題で月額たった9.99ドル(約1,200円)だ。これでは明らかに割高なテレビPPVよりもWWEネットワークに加入する方がお得だ
(略)
なぜWWEはこのような従来ビジネスを捨てるような決断をしたのか。ポイントは「グローバル」「デジタル」「自社メディア」「双方向性」だ。テレビPPVビジネスというのは国境の壁がどうしても生じてしまう。海外進出する際にその現地の国のテレビ局やPPVプロバイダーと交渉してコンテンツを輸出するのだが、その分労力やお金が掛かって……


WWEUFCが成功すれば……あるいは、逆に「配信ネットワーク構築コスト」のほうが劇的に下がれば、ここから様々なものが追随しよう。
アニメ制作会社?
宝塚?
バスケットボール?
フットボール
演劇?
お笑い??


はたしてどうなる。
そして日本テレビと組んだHuluに対して、ネットフリックスは…

米ネットフリックス、ソフトバンクと提携 動画配信月650円〜 共同制作も検討

http://www.sankei.com/economy/news/150824/ecn1508240024-n1.html

 インターネット動画配信世界最大手の米ネットフリックスは24日、来月2日に開始する日本向けサービスについて、ソフトバンクと提携すると発表した。加入手続きをソフトバンクの携帯電話販売店で行うほか、独自作品の共同制作も検討する。拡大基調の動画配信市場に携帯大手と組んだ“黒船”が参入することで競争が激化しそうだ。

 「無料のテレビとはかなり違う体験を届ける」。(略) 同日発表した料金プランは定額制で、画質に応じ月額650〜1450円(税別)の3段階を…