最初に結論をいう(「電波の城」から2画像)
・これまでの既存メディアの優位は「必要なインフラが大規模で、誰でも参入できるものではなかったから」に【すぎない】。
・もしその前提が崩れ「誰でも参入できる」ものになったら、既存側の優位はあっという間に崩れる。
以下の文章は、
こういう話の実例にすぎない…と思う。
「修斗」放送の争奪戦があった?
修斗、表裏比興のもの…
Here's what you can find on the @UFCFIGHTPASS schedule this month! https://t.co/ifF62f8kt2 pic.twitter.com/DgPucbd2kj
— #UFCTampa (@ufc) 2016年4月5日
そこに落ち着くまでの経緯がこちら
【修斗】 修斗配信は UFC ファイトパスか、 abemaTV か、それとも無いのか問題 http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52459483.html
こんな争奪戦、景気のいい話はあまり無いな……
しかしいろいろ思うところはある。
つまり、後発の強みでさまざまに技術も進んだのだろう、
ネット上でコンテンツを流し、それによってビジネスを行う「新興の”放送局”」はいまや疑いようもなく、増えているのだ。
それはabemaTVのように、無料で流して既存のTVのような?広告ビジネスを行うところもあるだろうし、有料で会員を囲い込むところもある。
さらに重要なのは、
TV局がブログサービスなら何かと組んでここに出てくる「室町守護が戦国大名になる」abemaパターンもあれば、これまで既存局にコンテンツを提供していた小さな個別の業者が「わしらのコンテンツは、わしら自身で販売するのじゃ!独立じゃあ!!!」という”国衆が大名になる”パターンもあるということだ。
既存局との関係はいろいろあるだろうけど、
UFCファイトパスも新日本プロレスワールドも、WWEネットワークも、自分のコンテンツをネットを経由して自分で販売する『独立化』であり、『独自の放送局を持ちました』とイメージしたほうが手っ取り早いんだよね。
UFC、WWEに続き新日本も「生中継・過去試合を見放題の定額ネット放送」開始!”コンテンツ保持者の独立化”は進むか? - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141203/p1
そんで、いちどそういうインフラを創ったら、客を呼ぶ、維持するためにも新しい人気コンテンツがほしい。
それならうちより小さい、類似コンテンツを吸収するというか、うちのインフラを使って配信しない?と声をかけようか…という流れも理の当然。
たとえばアニメや特撮ドラマ、コンテンツの大元(制作会社)が「うちのコンテンツだけで有料サービスしたほうが儲かるんじゃね?」とならないの?
gryphonjapan @gryphonjapan 2016-03-26 20:22:09
大河ドラマ「真田丸」で譬えれば、戦国を生き抜くにはアニメ家、プロレス中継家などは「国衆」としてTV局大名に服属しなければならなかった。
しかし、ネット有料配信(定額見放題サービス?)という収入源の発展次第によっては「どこの大名(TV局)にも頼らず国衆で独立じゃ!」…が可能?
1、2年後の話か
数年後の話か、それともそんな時代は来ないままなのか。
あるいはほんとにHuluやネットフリックスと、制作スタジオが「直取引」したりして、独自のドラマや独自のアニメ、独自のスポーツ配信なんてのも一般化していくのか…
「バンダイチャンネル」が似た感じかな?。
こんなふうに、アニメ―ションだったらアニメーションを作るところが配信も行って儲ける…というふうには、制作委員会だなんだの権利が複雑なんだろうな。
円谷プロももう少し持ちこたえていたら、独立した円谷チャンネルをネット上において有料で生計をたてられたのかも…
って提供できるのがレッドマンやトリプルファイターじゃねえ・・・・・・・(笑)
過去記事を。
町山智浩「間もなくTVドラマは滅びます。ネットでの直接有料配信が滅ぼします」…アニメもそうなる?? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150413/p4
過去togetter
「アニメの『DVD売上が評価の中心』という時代は終わる」「有料配信の収益が指針になる」という話 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/954640
スカパーに、わざわざ加入する必要ありや…
自分はマジ、最終的に「スカパーとは、手切れじゃあ!!!!」となるかもしれないぞ…。
いまスカパーをやる理由が思い浮かばなくなってきている。RIZIN?・・・・本日しだいじゃのう。