UFC復帰ならず! ブロック・レスナー、WWE再契約の舞台裏■MMA Unleashed http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar758671 #blomaga
という、OMASUKIFIGHTでおなじみの高橋テツヤ氏の記事があった
レスナーをめぐるUFCと、WWEの争奪戦が勃発していたらしい。
…WWEの業績は昨年度、大きく低下した。PPV収入が事実上途絶え、WWE Networkも思ったほどの成功をあげられていなかったためである。(略)WWEの業績低下やビジネスモデルの変更を受けて、レスナーは今後はこれまでのような厚遇を受けられないのではないかと踏んで、UFC復帰を本格的に視野に入れていた面もあるとみられる。しかしここにきてWWEの業績は急回復しており、条件面の不安は払拭された…
日本で新日本がWWEと同じようなサービスをやっても、もともとPPVが収益の柱だったわけではないので、それほど大きな変動はなかったようだ。WWEはそうはいかないらしいね。でもまあ、その大変動をしのげるめどはついたようだ。
レスナーのWWE残留は、もともと「UFCでレスナーがまた活躍できるか」というシビアな問題がある一方で、彼がムチャを承知でアメフットに挑戦したように「負けっぱなし(連敗)で格闘技を終えたくない」という、純粋な勝利への熱望もあったらしい。だがその一方で「MMAを続けることによる後遺症」を夫人が心配し、反対したなど、いくつもの要素があったらしい。
しかし、このダイナミックな交渉の一場面を引用しておく価値もあるだろう。
今回UFCはレスナーに、UFCとの最初の契約時と比べる10倍もの金額でオファーを出していたのだという。生放送でこの発表(※UFCでなくWWE)を行うべく、ESPNのスタジオに入る直前に、レスナーはロレンゾに電話をかけ、これからWWEとの再契約を発表する旨を伝えた。
「ロレンゾは、『ちょっと鉛筆を舐めさせてくれ……倍額でどうだ』」
こういうときに「鉛筆をなめる」という表現をつかうのか(笑)
まあ、それも断り、今回の結果になった次第。