世の中が再度こういう状況になったので、それについての論も再掲載の意味がありそうだね。もとは日経新聞の記事だった。
■首相問責決議には、憲法問題がある?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080429#p5日経のブログに載ったコラムで既にこういう指摘がされている。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/shimizu2/20080215neb2f000_15.html
憲法63条では、首相は「何時でも議案について発言するため、(両)議院に出席することができる」と定める。何ら法的効力のない問責決議によって福田を参院に「登院停止」にするのは憲法違反とも読める。民主党が「解散に追い込む」決め手のように位置づけてきた「問責カード」は憲法上は蟷螂の斧(とうろうのおの)でしかなさそうだ。