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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

参院で「問責決議」が成立したら、今後(参院選後)もこれは有効なんとちゃう?

くりかえしだが、問責決議というものの意味、文脈をおさらい。

参院で問責決議が成立

■これは「国民の代表たる議会が、その大臣を不適当と認定した」ことになる

■国会答弁で大臣出席

■議会は既に不適当と認めたのに、出席とはけしからん

■野党(参院でが多数派)が審議拒否

■国会空転、打開のために大臣辞任or国会解散or内閣総辞職

これが衆議院の不信任案なら大臣・首相は辞職するもよし。
「よろしい、では国民の声を聞こう」ということで衆院が解散すれば、首班指名は再び行われ、民意が反映されるから、これもよし。
そこでチャラになるのはわかる。

しかし、参院ってよくも悪くも半数ずつ改選するものでしょ。継続性があるのが参院の特徴。この後も、参院選後も、決議賛成会派は「一度問責が出た以上、参院は安倍首相を不適格とした」として審議拒否をしていくのか?それとも「(半数改選の)参院選は民意の現れであり、改選前の決議は無効となる」ということでチャラになるのかなあ・・・

決議問題は政局の有利不利以上に、そういうルール上の問題が気になる。