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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

本日のRIZIN、佐藤将光vsサバテロの、トラッシュトーク一方通行を巡るドラマの転がり方は良かった

今回のRIZINは、白菜とかしらたきをたっぷりと入れたすき焼きのようで…その中の少ない「肉」部分である佐藤vsサバテロ


トラッシュトークを売りにすることで、RIZINでのそういう「キャラクター枠」も確保したいという思惑があからさまに見えるサバテロだが、2戦目の彼がどうも打てば…響かない

――この試合がもうひとつ楽しみなのは、トラッシュトークのすれ違いなんですよね(笑)。新しいなって。

将光 新しいかな?(笑)。サバテロのああいう感じには、ボクは乗れないっていうか。「乗ってあげないといけないんだろうな」って思うんですけど、英語だからワンクッション挟まっちゃうこともあるよね。そもそも「なんで怒ってるの?」って。普通に戦おうよって感じなんですね。

――そこで将光選手がスカすのが面白いし、サバテロもあえて過剰に挑発してきてるのも最高で。会ったこともないのに「ずっと憎んできた」とか(笑)。

将光 ボクが牛久くんのことを倒したじゃないですか。サバテロはATTのチームメイトだから、その恨みがあるみたいなんですよね。

――そういうことなんですか!(笑)。

将光 らしいですけど「本当かよ?」って。牛久くんもそこまでATTには行ってないし、そんなに仲良くないでしょう(笑)。

――ハハハハハ!このやりとりが面白いんです(笑)。


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思えば朝倉未来vs斎藤も「あれが修斗のチャンピオンですかね。俺がやってやりましょうか」「タイミングが合えば」でしたから、
トラッシュトークも、売り言葉に買い言葉をすればいいものではなく、できない人はできないなりに「なぜ相手は不要な、無礼な言葉を言うのか?」とすかすようなやり方もありでしょう。


チャトリもだ、チャトリも。

――将光選手はトラッシュトークとは無縁でしたよね?

将光 そうでしたね。ONEはトラッシュトークを嫌うんで。

――そうだ、ONEは武士道や礼節を重んじるのでトラッシュトークは基本NGでしたね。

将光 フェイスオフのときだけ盛り上げてくれみたいな感じで、基本はリスペクトですから。

――代表のチャトリはノーリスペクトな言動が多いですけど(笑)。

将光 一番暴れてますよね(笑)。

それで、ATT所属で、牛久絢太郎が仲間だからその敵討ちとして佐藤を狙ってるんだ、って設定…つまり日本情報を仕入れてないわけないのに

という、日本でもっとも一般性のあって個人を特定しがたい「佐藤」をパーカーにしたのは、
かえって二段捻ったとんちがあってよろしいや。




そもそもサバテロは、RIZINデビュー戦こそ打撃戦だが、それはレスリング部分で太田忍と闘うわけにはいかないからそうだったので、いまどきATTでは珍しい、ゴリゴリにテイクダウンして上から攻めるスタイルが本来なんだって。
そっちの方が好き。

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「俺はナイスガイだ。チームメイト、コーチには。家族、友人、ファンに対してもな。でもRIZINのリングで俺と戦うヤツに対しては、容赦しない。そして、対戦相手には俺がナイスガイなんて絶対に思ってほしくない。

俺のことを嫌って、殺すつもりで俺の前に立て。俺も同じようにするから。ベルトを俺から遠ざけようという相手だ。クソ食らえ。名古屋のファンの前でほえ面かくなよ。何がリングの外ではナイスガイだ。クソ野郎が」



俺は最高のパフォーマンスをリング内外で見せる。世の中、本当に問題だらけだ。国家間では政治、宗教、戦争。家庭内ですら、人間関係など様々な問題がある。でも俺がリングの上で戦う15分間は、そんなことは一切忘れて楽しんでほしい。皆がそうなれるよう、俺も戦う。

ただ、最後に・・・

佐藤は最悪だ