ひとつ前が「企業公式SNS」の炎上噺だったのに、
m-dojo.hatenadiary.com
そこに今飛び込んできたポスト…
Yoshinobu Yamamoto: causing nightmares for hitters all October 😱 pic.twitter.com/cwgmL0EL4B
— MLB (@MLB) October 26, 2025
呪怨じゃねぇか笑 pic.twitter.com/j4YItXAfe0
— ザルバっさー@平成ゴジラシリーズを観よう (@Zaruba_Tsubasa) 2025年10月26日
公式がやるには、かなりぎりぎりを責めた表現。 https://t.co/FqfMOQVMSa
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) October 26, 2025
ですな。
ただこれ、構造的なものがあるわけで…
・スポーツは「競争」「対戦」である。
・つまり強い選手はそうであるからこそ、相手にとっては「災難」「恐怖」「災厄」「不幸」「忌避」である。
のでね。かつてアメリカ柔道で無双を誇り、のちに銅メダルを五輪で取ったアレン選手は、「悪いニュースだ、この大会にアレンもエントリーしたぜ!」と他のチームを絶望に落とし込み、ついたあだ名が「バッドニュース・アレン」だったというのは昭和プロレスファンのよく知る所だ。
ゴリラとか蛇とか、そういう普通ならネガティブイメージが強い動物も「強さ」という点で比喩にされるし
アフリカ大陸に親のルーツがあり、その血を引いてとても俊足で、「チームメイトが」チーターとのあだ名をつけた選手が試合でその俊足を見せたら、スポーツ新聞が「サバンナを駆け抜けた!」とか書いて…なんて騒動もございました
格闘技ファンも、この前UFC殿堂入りしたケビン・ランデルマンの異名「リアルドンキーコング」でひと騒動あった。
ケビン・ランデルマンが試合前に垂直跳びをする驚異のパフォーマンス、その跳躍力を知っているものからは、ドンキーコングというゲームで「ジャンプ」が重要な意味を持つところから連想して、そういう異名がついたこともごく自然に思い得るのだが、海外の一部ではそうは受け止められなくてちょっとした騒動になりました。ゲーム由来であることは、トーナメントGPのあおり映像で彼が、初戦でミルコ・クロコップをやぶり2回戦がヒョードルだった時「2面でいきなり、ラスボス登場」と銘打ったことでも確実なのだけれども。
またドンキーコングって、そのジャンプするキャラと、ゲームの名称になった「コング」キャラは別物だし「ドンキ―(とんま)」までご丁寧についてるしね…
オコエ瑠偉は甲子園初登場の試合で大活躍……しかし、その報道の翌日。ツイッターでオコエ瑠偉に関する記事を問題視する人たちのツイートがまわってきた。スポーツ報知の以下のような表現が批判されていた。
・「オコエ瑠偉外野手(3年)が、野性味を全開させた。」
・「真夏の甲子園が、サバンナと化した。」
・「オコエは本能をむき出しにして、黒土を駆け回った。」
・「味方まで獲物のように追いかけた。」
・「飢えたオコエが、浜風をワイルドに切り裂く。」これらの表現がツイッターで「人種差別」だとして非難されていた。私はなんともいえない気分になってしまった。というのも、このスポーツ報知の記事を私はふつうに読んだからである。私は差別主義者なのだろうか。
ひとつ言い訳をさせてもらうなら、私はオコエ瑠偉の愛称が「チーター」であることを知っていた。……(略)でもたしかに「チーター」の愛称を知らない人が報知のあの記事を読んだら、オコエの「俊足」でなく「出自」を大仰に書いていると思ってしまう可能性もあるだろう。
(略)
ツイッターでは、《「…サバンナと化した。…本能をむき出しにして…」←この表現を彼のルーツであるナイジェリア人に見せたら大笑いされるだろう。だってナイジェリアにサバンナはないから。アフリカを馬鹿にしている。》というツイートもあった。しかし、チーターという愛称前提で読めば、チーターこそサバンナにいる。とくに不自然ではない表現になる。だから私はふつうに読んでしまった。もしスポーツ報知に今回ミスがあったとすれば、みんながみんなオコエ瑠偉の愛称を知っているわけではない、ということを忘れていたことだろうか。文中に愛称のことを一筆いれておくべきだったかもしれない。世の中には通りすがりに正義を吐く人もいるのだから。
dailynewsonline.jp
「死神」「墓堀り人」「死刑執行者」「解体業者」など、いまはコンプラ的にそう呼んでいいんですか、な異名も多く……
この前、ビクター・コレスニックに「僕が日本で呼ばれてる『死神』って何の意味?」と日本の取材者が聞かれて、慌てていろいろ説明してる記事があったけどみつからなかった。
だからさ。
自分が担当者だったら「いくら山本由伸がすごい!相手バッターにとって悪夢だ!という意味でも、山本の出身国日本の映画のパロディであっても『Yoshinobu Yamamoto: causing nightmares for hitters all October』とこの画像はヤバいですよ。炎上しますよ。差別的っていう人もいますよ」といって、やめさせるだろう。
そして、この創造物は表に出なかったし、反響もなかった。
そういうものだろうねえ。
こっちは普通にかっこいい山本由伸の言葉…だが、普通の言葉が翻訳のニュアンスで詩的な名言に勝手になった、という点では毛沢東の「破れ傘を持って旅する孤独な僧」みたいな話だな。
【 #ドジャース 】#山本由伸 がワールドシリーズ前に語っていた意気込みとは?ロバーツ監督が語ってくれました💬#2025ワールドシリーズ#日本人選手情報 pic.twitter.com/23aSigid50
— MLB Japan (@MLBJapan) October 26, 2025
ドジャースファンの間で話題となっている由伸の名言
— ヤマユキ (@yamayuki60) October 26, 2025
「Losing isn't an option(負けるという選択肢はない)」
実際はオリックス時代にもよく言っていた「負けるわけにはいかないので」を通訳さんが意訳した結果、映画の主人公みたいなセリフに pic.twitter.com/uuoeGCPG1p
なお山本由伸先発2戦目(ワールドシリーズ第6戦)の結果
恐ろしいほどの好投を続けたためMLB公式やFOXによってホラー映画化された山本由伸 pic.twitter.com/4UEdEPKsyI
— ヤマユキ (@yamayuki60) November 1, 2025
2 starts in the 2025 #WorldSeries
— MLB (@MLB) November 1, 2025
2 Ws
Yoshinobu Yamamoto continues to get it done for the @Dodgers! pic.twitter.com/ty3ruYTl9d

逆に、山本由伸が大言壮語をしないキャラだとわかってるのを反転させて、おもいっきり…茂野吾郎かなんと孫六か、ぐらいに傲慢で自信満々な架空コメントの語録をつくり、ギャップを楽しむ、という流行もあるようで。
山本由伸の(言ってない)名言集 pic.twitter.com/vRGXzvBo4q
— スルメデラロチャ (@surumelock) November 1, 2025