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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

日曜民俗学。五輪の「メダルかじり」について〜悪役レスラーの「ベルトかじり」との関係は?

オリンピックもいよいよおしまい。日本のメダル獲得数は史上最高になったとか。
んで、メダル獲得者がこれだけ目に付くと、
以下の話もでてきます。

■メダルをかむのはなぜ?おいしいの?
http://oshiete.goo.ne.jp/watcher/entry/1f74ffdb53b9eb83bed18fac5eac9fa5

■「金メダルをとったときにメダルをかじる」というパフォーマンスを最初にやったのは...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1314638253
  
■メダルをかじるメダリスト。 最初に金メダルをかじったのは、1996年の中村兼三・・・
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1118385326

まあ「日曜民俗学」「日常の謎」とするには、五輪は記録や資料が豊富で整理されすぎているし、品行方正を強いられていた?日本選手団が、メダルかじりに代表されるような、ちょっとした愛嬌やおちゃらけをできるようになった歴史もまだ浅い。
だから、このように一回検索しただけでほぼ正解ぽいリンクが出てしまった。
味気ないが、わからずもやもやするよりはいいでしょう。元祖も、理由や意味もそこにあるとおりでしょうな。

だが、せっかくだからおまけの問いを。
実はこれに先駆けて、プロレスの世界では「ベルト(またはトロフィー)にかじりつく」というパフォーマンスが以前からありました。
そして、それは「野獣系悪役レスラー」のパフォーマンスという傾向があったような気がするのですが・・・
あ、これです。おれのプロレススーパースター列伝脳をなめるな。

プロレススーパースター列伝 (11) (講談社漫画文庫)

プロレススーパースター列伝 (11) (講談社漫画文庫)

村松友視が、ブッチャーのそういうふうなたたずまいを見て「獲物をしっかりかかえる猛獣のような、あるいはおもちゃを抱える幼児のような」という詩的な表現をしていたこともあるはずです。

私、プロレスの味方です (新風舎文庫)

私、プロレスの味方です (新風舎文庫)

つまり「ベルトをかじる」には→【野獣のようなあの悪役レスラーは、けだもののように(石原慎太郎風)「ベルト=俺の獲物=食い物!」という発想しかできず、野蛮にも貴重なベルトにかじりついている】という意味合いがむかしはあったんじゃあないのかな。それとも【悪役レスラーは守銭奴で、ベルトを黄金の意味にしか理解できず、含有量をたしかめようと噛んだ】・・・という意味合いなのかしらね?
おしえてプロレスはかせ!!(だれだよ)


しかしまあ、このポーズが有名になると、その「悪役」の意味を超えることもある。
現在も格闘界の人格者として知られる中井祐樹は・・・

マネの真似、となると意味合いがわからなくなっちゃうわけですよ。
関係ないが中井祐樹に関してはこれ参照。

■VTJ前夜の中井祐樹■〜増田俊也(『ゴング格闘技』2009年6月号掲載)
http://hujudo.sakura.ne.jp/vtj.html

はたして五輪アスリートの「金メダルかじり」と、野獣系悪役レスラーの「チャンピオンベルトかじり」は太い一本の線でつながるのか?ベルトといえばプロレスと合わせてその制度があるボクシングではどうだったか?
 
エート・・・だから、とりあえず、上のリンクの中で元祖と名指しされている
「1988年ソウル五輪の水泳男子200m自由形で優勝したオーストラリアのダンカン・アームストロング選手」。

かれがプロレスファンだったかどうかが要調査、である。オーストラリアといえば、上述のブルーザー・ブロディアンドレ・ザ・ジャイアントから幻のフォールを奪った場所でもある。うーーーむ、容疑は深まった!!(なんでだよ)

追記 2014年、冬季五輪の期間に。

http://ameblo.jp/nomuratadahiro/entry-10053441102.html
ところで、
「なんでメダル噛んだんですか?」
「日本人で最初にメダルを噛んだのは、野村さんですか?」
って、聞かれる事がちょくちょくあります。
 
確かに俺が金メダル噛むパフォーマンスをして以降、
日本人選手がそれをするのをよく見るようにはなったけど・・・

なんでか?最初かどうか?
1996年アトランタ五輪の時、
注目・期待されてない男子柔道選手が2人いました。
俺と中村兼三先輩。
実績もなく、あまりに地味な存在やったから、
2人で『ジミ〜ズ』を結成した位です(笑)

期待された選手が総崩れの中で、
なんと兼三先輩が最初の金メダルを獲得しました。

選手村で配られた速報新聞を見たら、
先輩が金メダルを噛んだ写真が、ジミ〜に掲載されてました。
お祝いを言いに行った時、
「先輩メダル噛んでましたね。」
「僕も優勝して、メダル噛みます!」
って、先輩にだけ宣言をしました。
そういう経緯があって金メダルを噛んだら、
俺のパフォーマンスだけが、大きく報道されました。

だから、ほんまは兼三先輩が最初で、
俺は先輩の真似をしただけです。