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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「北朝鮮ノドン発射」…公にしたのは、石原信雄副官房長官の記者団への独断リークだった(毎日新聞)

「余禄」
http://mainichi.jp/opinion/news/20120528k0000m070117000c.html


毎日新聞 2012年05月28日 00時10分


 北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ノドン」を日本海に向けて初めて発射実験したのは19年前の93年5月29日だった。ところが、その事実が報道されたのは6月11日。13日もたった後である▲この日朝、ある「政府筋」が実名を出さない条件で報道陣に明かしたからだ。「北朝鮮のミサイルが能登半島沖に着弾しました」「核武装すれば大変なことになります」。突如、大ニュースを切り出された記者たちの方が驚き、あわてたそうだ▲この「政府筋」が当時の官房副長官、石原信雄氏だったことは、その後本人が認め公表している。時の宮沢喜一内閣は発射直後に情報をつかんでいたが、米国への配慮などから極秘扱いにしたとされる。しかし、事務方トップの石原氏がまったく独断でリークしたのだった▲「黙っていてはいけない。危険な企てをしている国があることを国民に知ってほしかった」と後に石原氏は語っている。それを「危機感をあおるため世論誘導しようとした」とか、「官僚の出過ぎたまねだ」と非難する人は今、ほとんどいないだろう▲リークやオフレコというと悪いイメージで語られがちだが、信念と覚悟を持って情報を明かす官僚もいたということでもある。オフレコの席を放談会と勘違いし、暴言を吐いて辞任する政治家や官僚が後を絶たない今とは大違いである

またの名を「1993年のsengoku38(もしくは清武巨人社長)」。・・・・・・さてその是非は?

おれ、ここから「清武問題」に話題が行くのかと思ったよ(笑)
それじゃなかた。
でも、上のコラムを読むと、例の尖閣事件youtube問題、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101106/p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110216/p4
との違いがあるのか、無いのか。官僚組織の一端が自分の判断で秘密と決定していた情報を出す、という点では同じなんだがなあ。いい悪いの区分はどこでつけるのか。巨人の契約金のバヤイは。