http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120406-OYT1T01326.htm
冠婚葬祭を簡素に行う方がよいか、盛大に行う方がよいか
「簡素に」との答えは「法要」96%、「葬式」92%、「七五三」86%、「結婚式・披露宴」84%で、いずれも90%前後・・・
慣習やしきたりにこだわらなくてよいと思う人の割合
「結婚式・披露宴」78%、「法要」59%、「葬式」58%、「七五三」54%
自分の葬式を仏教式で行う場合の戒名(法名)
「必要ない」56%で、「必要だ」43%を上回った。
年代別・・・「必要ない」は40歳代で最多の63%、
20〜60歳代の各年代で多数。
70歳以上だけは「必要だ」54%「必要ない」44%。
菅原琢氏の紹介によるが、読売新聞というと古い記事をどんどん早めにウェブ上から消すというイメージがあるが、世論調査に関してはけっこう古い記事や調査も載っているね。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6100/koumoku/
暇なときにこれを見ると面白そう。
今回の項目は、二大政党制でいえば「簡素党」が「伝統党」を上回り、過半数超えを果たしたともいえるし「日本教徒世俗派」が「日本教徒伝統派」を超えた…ともいえる。
しかしまあ「ホントは戒名なんて要らないと思うんだけどねー、墓が菩提寺にあって、そこは戒名がないと墓に入る資格がない」やら「家族の中に『どうしても戒名はつけたい。院号を入れたい』と聞かない人がいる」とかの理由で、結局妥協してつけざるを得ないところが、まあまだ多数だろう。
これは百年戦争、五十年戦争であって、世俗派は真綿で首を絞める様に世俗化をなしとげていけばいいのだ。
だからこの「戒名必要か」世論調査は、ぜひ毎年の継続調査をお願いしたい。
それが「争点化」されることも、また意味があるし。