DJ.taiki対TAISHO
試合結果 Fight result
はまた後で書こうかと
http://ameblo.jp/djtaikinanamizuki/entry-11214336032.html
「勝ちました。ありがとうございました」とか「写真は だらけている道夫。あほう。またおって」しか書かない格闘技ブロガーとは違って、DJはけっこう詳しい文章を書くので、今度の試合についてこのあと触れるかと思うと楽しみだ。
今回の試合は、一度引退したあとMMAに戻ってきた選手の中でも「完全復活」と呼べる?ほどに調子を戻してきたTAISHO選手も、勝者に負けないぐらいの賞賛を得られるべきだろう。特に劣勢を、この金網ルールでのみDEEPでは認められたひじうち一発でカットを導き、逆転の大攻勢に成功したところは白眉だった。
そして、一度はドクターチェックが入り万事休すか、となっても、なんとか再開後にそこからまた全力での反撃を奪い、カットし返したDJもとんでもなかった。DJは首相撲からヒザを連打したあと、左右の肘をぶんぶんと振り回していった。
あれはムエタイもやった人の意地か、拳にダメージでもあったか。
そんなこんなで、2R終了後、両者ドクターストップで2R時の判定によりDJが2-1勝利。
解説でも語られていたように「結果的にあの傷でドクターストップなら、TAISHOは最初に傷を相手が負ったときにとめてくれれば俺の勝ちだ、と不満だろう」というのもある。
だがこれは勝負のアヤなんだろうね。結果的に一時は止血できていたのも事実だし。
DJは「肘うちありなら、顔面にはワセリンを塗らないと危険すぎる」とも指摘。うーん、でも寝技との関連がね・・・個人的には、ワセリンを塗らないとひじうちがダメなら、日本ルールの多数のように、ヒジなし・ワセリンもなしのほうがいいですし、実質的に公平だと思います。
大塚隆史vs和田竜光
大塚隆史ブログ
http://ameblo.jp/otsuka439/entry-11217027862.html
負けましたがフルラウンド闘って
今の自分の持っている物を100%なのかは分かりませんが出した試合でした
(略)
だから納得しています悔しいですが
自分の力が足りなかっただけのこと
そして相手の和田選手が僕より
強かっただけのことだから僕は力を上げるためにまた
頑張ります!折れません!
実際、大塚の持ち味であるタックルからのテイクダウンは数回成功させていた。確かトライ数の1/4か1/3はテイクダウンさせていたんじゃないかな。
しかし、逆に言えば、あの大塚のタックルを2/3程度は和田が防いでいたのだった。
バンタム級の若手では、大塚が一頭も二頭もぬきんでていると思ってたのだが、DEEPの内部競争システムは、ついにその大塚と肩を並べる若手を、内部でのつぶしあいで自然と産むまでの環境を完成させてしまった。
以前、修斗を「マークはドラゴンだが、実際はドラゴンというより(ギリシャ神話の多頭の蛇)ヒュドラ。頭を切り落としても、すぐに次の頭が生えてくる」と評したが、DEEPもそうなりつつあるのか。
前田吉朗は大塚という「最強王者」に勝利して、ようやく王者になれたと思ったのに、もう和田という「最強の挑戦者」を迎えるのだから、しんどいったらないね。