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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

上杉隆vs町山智浩「ニコ生」討論会〜安倍事務所の質問に「文芸春秋(週刊文春)」からのみの回答だった顛末について

十数万人が見たという。
よくテレビの視聴率1%はどれぐらいの世帯・人数に相当するか、といわれるがビデオリサーチでは

世帯視聴率1%=約17万8千世帯
個人視聴率1%=約40万6千人
http://www.videor.co.jp/rating/wh/13.htm

としている。もちろん自分は、今回のは「凄い数だ」という意味で比較している。ネット放送でもいまはこれぐらいを動員できるのだ。以前からネット放送は討論やトークが台頭してくるだろうと言っていたしね。

まとめや文字起こしは乱立するかと思ったら、今のところtogetterの注目まとめでは
http://togetter.com/li/272945
ぐらいが浮上している。
ここから、安倍事務所vs週刊文春上杉隆氏の話の要約ツイートを引用する。

上杉「安倍元総理について。抗議があったのは週刊文春に対して。回答を公開しないと判断したのは週刊文春で、私は公開するよう抗議した。」 http://t.co/wq9YF6G2 #nicoblogos #nicoron

【追記】上記の要約部分を、出来る限り正確に文字起こししておきます。(※ )内は、状況説明のための私の補足です。

【放送開始から2時間32分12秒〜2時間33分25秒】

安倍さんのことに関しては、これはおそらく、えー町山さん、ウィキペディアかなんかの誤情報でずっと論を組み立てていると思いますが。
まずですね、安倍さん、安倍事務所のほうからそのような形で 抗議があったというのはこれは事実ですが、それは、週刊文春に対してです。まず。それはさっきとおんなじ構図(※上杉氏はこの前に「機密費に関する平野博文氏からの抗議は自分にでなく、TBSラジオにのみ来たので、自分は回答・反論する立場でない」という趣旨のことを主張。それと同じ、との意味)ですが。
そしてオープンにしないというのは、これは週刊文春編集部が、弁護士と話し合ったすえの判断です。
わたしはその時に、週刊文春編集部に抗議しました、反論しました。 えー、聞いてください、これはもう。あのー、(※町山氏は文春に)連載もたれているんで。

町山 公開しろと。

公開しろといいました。なぜかというと、それに関しては堂々とやったほうがいいということで、まずひとつはそういいました。ところが、先ほど申し上げたように、それは週刊文春に対しての抗議なんですね。
私に来ているんだったら私に権限がありますが、残念ながら編集部は、最終判断は公開させないということで。 それは従うんじゃなくて、まあ TBSとおんなじ構図ですが、それは私がどうすることもできない部分です。ですからその部分に関しては完全に合法(誤報?)ですね。

 
もう一箇所あった。

【2時間36分20秒〜2時間37分】

町山 もし回答したんなら、「直接( ※対象者に=この場合は安倍に)回答しました」っていうんじゃなくて、やっぱりその回答を、みんなに見せたほうがいいと思います。はい。それは文春が止め・・・

安倍さんに私は回答していますよ

町山 はい?

安倍さんに私は回答していますよ

町山  いやいや違う、安倍さんにじゃなくて、世間にです。彼らは公開で質問しているので、公開で回答すべきだと思います

それは週刊文春に言ってください。 町山さん、それは週刊文春の問題です 今申し上げてるのは。

町山 週刊文春が公開回答を禁じたんですか?

はい、電話してください、週刊文春にこの件に関しては 全部把握してます。町山さん、執筆者のひとりなんで、知り合いいると思いますから週刊文春にそれは聞いてください。文芸春秋でもいいですから。 それはわたしの問題じゃないですからね、これは。公開しないっていうのは。

自分のツイートから

寝る前に2つぶやき。/上杉vs安倍事務所問題は当時、比較的詳しくチェックしてたけど、たしかあの時事務所は 「株式会社文藝春秋週刊文春」編集部内 上杉隆 様」宛に抗議と質問をしていたよ。…あ、ここにPDFファイルあるよね http://www.s-abe.or.jp/topics/weeklyissues/326 (続く)
posted at 02:05:30
 
安倍事務所側も上杉氏からの回答を明確に希望→「当事務所から上杉氏宛に3月13 日付公開質問状を差し上げ、3月16 日正 午までの回答を求めました。これに対し、上杉氏に代わって㈱文藝春秋「週刊 文春」編集部から…(略)本件署名記事の内容について責任を負うべき上杉氏の…(後略」

http://www.s-abe.or.jp/topics/weeklyissues/61

再確認してみた。以下の3通はすべて
千代田区紀尾井町3−23
株式会社文藝春秋週刊文春」編集部内
上 杉   隆 様
で送られている。

平成21年3月5日
http://www.s-abe.or.jp/wp-content/uploads/090303.pdf

2月25日の署名記事(以下「本件記事」という。)について、2月25日付通知書で質問をしましたところ、3月2日に回答書が来ました。  この回答書は貴殿ではなく、貴殿に事実確認をした週刊文春編集部名義で作成されており…

平成21年3月13日
http://www.s-abe.or.jp/wp-content/uploads/090313.pdf

当事務所から上杉氏宛に3月3日付公開質問状を差し上げ・・・

平成21年3月27日
http://www.s-abe.or.jp/wp-content/uploads/090327.pdf

当事務所から上杉氏宛に3月13 日付公開質問状を差し上げ、3月16 日正午までの回答を求めました。これに対し、上杉氏に代わって㈱文藝春秋週刊文春」編集部から16 日付で上杉氏の事実無根記事に関する「案件につきましては、顧問弁護士・・に委任いたしますので、ご連絡申し上げます」との連絡があり、3月22 日になってようやく代理人弁護士名義で回答(以下「3月22 日付回答」)がありました。本件署名記事の内容について責任を負うべき上杉氏・・・

抗議書そのものではないが、上に先立つ最初の抗議のあて先は
http://www.s-abe.or.jp/topics/weeklyissues/323
週刊文春上杉隆氏に抗議・通知書送付
「安倍事務所は2月25日、上杉氏に通知書を送付し、週刊文春誌上における訂正と謝罪を求めるとともに、記事内容の根拠となった事実を明示するよう要求しました」
だとなっている。上杉氏は受け取ったのかは分からないがたぶん、編集部内宛であるから現物はそっちであろう。ただ、宛名部分が黒塗りされていなかった限りは、読んだ時点で「これは僕宛であるので、僕の責任で回答する」ということは可能であったとは思う。


町山智浩氏の「訂正」をまとめ

twitterから

今後<訂正>部分だけ片方が取り上げる可能性あるからまとめとく【町山智浩氏の訂正趣旨と時系列】・上杉隆氏、TBSから見て裏の取れない(本人は取れてるとの見解)発言→・TBS謝る、だけど上杉降板まではいかない(※ここを町山氏は訂正)→・だけど上杉がTBSを批判→・降板。

ただ、ひとつ意見を。
町山氏は「キラキラスタッフは上杉氏を守ろうとした。だけど上層部が降板させた」としているが、これはひとつの可能性として「キラキラスタッフは上杉氏の説明に『裏が取れている』と判断した」と判断できる余地もアルのではないかな。もちろん「キラキラの『ネコババ発言』は言いすぎだが、降板させるほどでもない」ということだったのかもしれない。

有料メルマガの是非

これは自分は「有料でも無料でも自由に選択していい」と思っている。取材費その他の捻出が必要なことも間違いないし。ただ、「すべし・すべからず」という部分でなく、読者が囲い込まれることで結果的に閉じた内容になってしまう、という危険性の指摘自体は十分あり得る。山本夏彦が短文で書いた桐生悠々の評伝でも、そういう形式の「他山の石」を言論のよりどころにした結果、影響力を失い言論が内輪に閉じていった・・・と評していた。