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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

明日イブニング発売日。おるめぐは?あばりえは?

世の中師走なのに、2回も発行するのかね。漫画家さんもたいへんだのう。
さて、今年12月の格闘技界で、こぞって識者が注目したのは、
昨日のUFCでのリョートvsJJ、ノゲイラ兄弟そろいぶみ
のほか、
青木真也vs北岡悟
アリスターvsレスナー
前田吉朗vs大塚隆史(惜しくも中止)
そして
マキちゃんは「何か作る」のか?(オールラウンダー廻
であります。

ラスベガスのオッズでは

何か本当に作ってくる     +355(4.55倍)
失敗             -455(1.22倍)

とのこと。ケラケラ。

アバンチュリエではルパンとホームズが本格開戦!!と、その前に


どやっ!!
・・・って、なんでおれがいばるの。
あ、表記の問題ですが、おいらは脳内で彼を「ハーロック・ショームズ」を「シャーロック・ホームズ」に変換します。以降のこのブログの表記も同様に。
ちなみにエントリ表題のオールラウンダー廻=「おるめぐ」は作者公認の公式略称ですが、アバンチュリエ=「あばりえ」は公式略称でもなんでもない。というか作者が訴えるレベル。


余談はさておき。
で、実はこのルパンvsホームズ本格開戦にあたって、作者の森田崇氏はマニフェストを発表している。

森田崇先生の「ホームズ(ハーロック・ショームズ)の描き方について」
http://togetter.com/li/219597

ハーロック・ショームズの描き方、ホームズファンを意識していろいろ迷ったが、結局「遠慮なく描く」これが一番キャラとして魅力的になるとわかってきた。「アバンチュリエ」や原作でルパンを好きになってくれた読者はわかってくれるかもしれないけど、「マヌケさ」も愛嬌になって魅力になるのだ。

原作ルパンも、それを活かそうと努力している「アバンチュリエ」も、ルパンの天才性を描く一方、ルパンを相当マヌケにも描いている。ここで、ホームズに遠慮してショームズをかっこ良くしすぎることを意識してしまうと、結果的にショームズのキャラの魅力がルパンよりずっと下になってしまう

ショームズ対ルパンは、どちらも主人公と思えるような、キャラの魅力においてもがっぷり四つになっていないと・・・(後略)

ルパンのまぬけっぽい表情について

作者は常々、この「ルパンは実は発展途上の若者。完璧ではなく、調子に乗って失敗したり、不安になったりする」という話をしている。
なので、ちょっとそれを強く感じた前回のコマを(本日書店を廻れば、まだ売ってるとこあるかも)

昔愛した女性とばったり会って、しかも盗難のまっさいちゅうだったルパンさん。本来なら、この前の某映画のように「怪盗が宝石を盗んで何が悪いんだい!」と開き直るの一択だと思うのだが、こんなふうにパニクって、わけのわかんない言い訳をしはじめましたよこの人(笑)
で、だれかに似ているなー、と考えたら…

上のルパンと同様に、もっとうろたえた感じの表情がよかったのだが、残念ながら見つからなかったよ。
うん、とくにオチはないのだが、まあそういうわけで、二人の未完成の天才が戦うわけだ。
作者の森田氏は「ホームズファンを意識していろいろ迷った」というが、何だいじょうぶ、何を描いたっていしいひさいちよりヒドくはならないでしょ(笑)