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国ぐるみでさまざまなテロや武力挑発を繰り返してきた北朝鮮の実像を追う夕刊連載「国家の犯罪・北朝鮮」が始まっています。 ...
(2011年11月28日朝日新聞夕刊「国家の犯罪」)
記事末尾より。
アンは取調べにあたった検察官に朴への伝言を頼んだ。「決して恨みがあったわけではない。命令に背けば殺される」。朴はアンに返事を送った。「憎いのは金正日だ。あなたも金正日の犠牲者だ」
重い言葉だ。
しかし、
「北朝鮮政府(金王朝)は家族の安否などを利用して脱北者を脅迫し、意に染まない活動をさせることもある」
「北朝鮮政府(金王朝)は、国外にいる反金正日体制の活動家に、直接暗殺などを計画することもある」
ということをうかがわせる実例は、日本の治安当局も注意を払うべきものだと思う。とくに前者は、2009年4月に、はてなブロガーのbuyobuyoさんが書いた「北朝鮮にいる家族・親族が人質状態にあるという現実」という記事を思い出させるものがある。(現在、同ブログは「メンテ中」。)
日本にも、金正日体制への批判活動を行う人は大勢いるのだから、当局は警戒を怠らないようにしてほしいものだ。