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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

ヒトラーをかこよく撮ったお抱え写真家は、その罪で戦犯になった

読んだ本のメモがわりエントリその2。
図書館で

ヒトラーの秘密の生活

ヒトラーの秘密の生活

なる本を手にしたが、実はこの本の「秘密の生活」というのは「ヒトラーは同性愛者であった」という主張だったのだ。
んで、ぱらぱらと読んで見る限り、結局その決定的証拠無し。
それより何より「あー仮に同性愛者であっても、なかったとしても、おれの興味の範囲からはかけ離れてるわー。ぶっちゃけどうでもいいわー」
てなことで途中で投げ出しました。
んでもせっかくだから、あとがきは読んでみた。
そこには、表紙写真についての説明があったよ。

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最後に、本書のカバー写真について。現在ではあまり見る機会のない写真である。撮影は1933年。軍服をまとい第一級鉄十字章を身に着け、まるでプロセインの君主のようなポーズを気取った、首相就任直後の得意絶頂のヒトラーである。撮影したお抱え写真師ハインリヒ・ホフマンはヒトラーの側近の一人でもあった。
写真撮影によってヒトラーの権力掌握に多大の貢献をした」として、ニュルンベルグで10年の強制労働を宣告されている。
 
ホフマンは、服装、髪型から表情、ポーズに至るまでヒトラーを指導して、独裁者を「ドイツの救済者」らしい風貌に仕立て上げるべく尽力した。カバーの写真はその努力の最も成功した例と言えるだろう。たしかにそれは、ホフマンの写真技術の功績であり、犯罪であった。
(あとがき478Pより)

美と政治。
その相克がここでも。
もっとも本人も国粋主義的傾向があり、国会議員という公職にも就いたので、レニ・リーフェンシュタールとはまた違うんだろうな。
にしても彼の項目すらあるウィキペディアは、あらためてすげえ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%B3