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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

日本の公安警察は、内部流出した文書のルート捜査を「技術的に困難」と断念した?

4月26日読売新聞

国際テロ対策に関する警視庁公安部の内部資料流出事件は、26日で発生から半年を迎えるが、流出元の特定に向けた捜査は難航している。

 流出した資料は、外事3課の三つの係が管理していたもので、多くが作成途中だったことが新たに判明したものの、流出ルートについては、特殊なソフトが使われていたため、特定を断念した。(略)

ネット上を流れる情報というのは、権力が本当の本気になればすべて調べることが可能なんじゃないか?と思っていたが、ウィキリークスやらこういう報道に接すると、「やりようによっては国家権力が本気になっても流出元を分からなくすることができる」ということもあるんだろうか?という気になる。
記事によると

(警視庁は)海外の捜査当局に捜査共助を要請し、国内のプロバイダー十数社からも接続記録の提出を受けた。しかし流出のさいには通信経路を分かりにくくする「Tor」と呼ばれる匿名かソフトによって通信記録が消されていたため特定にはいたらなかったという

特高警察、じゃなかった警視庁公安部に完勝したソフトTor!!パねえっす!!
”公安殺し”の称号を与えよう!!
・・・もっとも、公安内部のごたごたをもみ消したり、何かの手打ちをしたために「調べたけどTorのせいで見つかりませんでしたーーー」つう偽装がされている可能性もタイヘン高いような(笑)。

Torその栄光の戦記(つうかウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/Tor