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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

エジプトのデモで、政府側の通信遮断に抗議するプラカード

http://twitpic.com/3vhlsi

これが興味を引くのは、優れた風刺と諧謔もさることながら、通信遮断という権威主義的政府の対応を大きく問題視するという「アジェンダ・セッティング(議題の設定)」をしているからだ。
電話の盗聴や手紙の検閲などは、技術的には権力側が手を染めるのは比較的たやすい。しかし「盗聴した!」「検閲した!」という点が”問題”として認識されると、技術的に可能でもやりづらくなっていく。
ITによる情報共有や相互コミュニケーションを権力側がおそれ、人工的に遮断するという事態はこの後も各国で発生するだろうけど、それで通常の市民生活や経済活動が麻痺することに加え、こういうふうに「XX国政府がネットへの接続を規制した・している」ことが問題視されると、逆にやりにくくなっていくだろう。
そういえば北欧のどこだっけ(フィンランドだったか?)、「すべての人がネットにアクセスできる権利」を法律上の規定として盛り込んだよね。
アレはなかなか面白い政策設計で「人権」というものはこういうふうに時代に合わせて作りかえることが可能なものか、ということを示してくれた。
日本の改憲論議にも、登場する価値はあると思うのだが。
http://blogs.itmedia.co.jp/assioma/2010/07/post-b89e.html

面積は33万8145kmと日本とほぼ同じでありながら、人口はわずか530万人。この小さな国が世界に先駆けて、ある権利を認めた事で世界中の注目を集めています。その権利とは「インターネットのブロードバンド接続を全国民の基本的権利とする」ということです。