都都逸集
ブログ執筆者冥利のひとつが「ある言葉を検索して、だれかが以前書いたエントリに到達」→「その来訪歴を逆にたどって検索サイトの結果を見る」→「新知識を得る」こと。今回、以前書いた都都逸関連への来訪者があり、そこで知った。
http://www.geocities.jp/shimohama8mt/CCP015.html
♪ 白だ黒だと けんかはおよし 白という字も 墨で書く
♪ 薔薇も牡丹も 枯れればひとつ 花でありゃこそ 分け隔て
♪ わたしゃお前に 火事場のまとい 振られながらも 熱くなる
♪ 惚れた数から 振られた数を 引けば女房が 残るだけ
4番目のやつは単純な算数か、高等数学か。おそらく後者だろう。だって俺が計算するときは虚数が必要だ。
最初のやつの作者はだれか。キング牧師か。小沢一郎か。オーベルシュタインか。加藤浩之か。最後が狭い範囲に受けるネタになってしまった。
法律について
「法律は正義の味方でも、悪の味方でも無い。知っている者の味方なのだ」
ぺたっとコピペしただけなので元の出展も、自分が知った場所も覚えてない、すいません。でも真実だよね。
国土を侵攻された、とある国の指導者のせりふ。
「ベルギーは道ではない。国だ」
背景はアルベール1世 (ベルギー王)の事跡を参考のこと。ベルギーは朝鮮半島並みに「置かれた位置が不運」で、第二次世界大戦でも通り道代わりに。
(これ参照http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/20090929)
ただしアルベール1世の御世では上の言葉とともに最後まで抵抗したという。
推測なんだが、「外交上『ここからは攻められないだろう』というところを発想を転換して侵攻経路とし、大勝を呼ぶ」というドイツ→ベルギー経由→フランス侵攻!の戦史が、たぶん銀河英雄伝説の「神々の黄昏(ラグナロッツ)」作戦の原型なのじゃないかしらね。
画像は、連載再開したこれ。
- 作者: 道原かつみ,田中芳樹
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
んで、上のベルギー国王の啖呵や抵抗の歴史は「アップフェルラント物語」の背景の一つではないかと。
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1995/02
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る