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@kotarotamura 田村耕太郎
スターバックス。それまで米国人はコーヒー一杯に50セントしか払わなかった。しかも米国のコーヒー消費は下落していた。その環境でいかに一杯4ドルを売っていくか。ニーズに応えるだけでは事業にならず。顧客を教育しニーズを創造していくいい事例。
スターバックス創業者ハワード・シュルツ「私の事業はカップをコーヒーで満たすことでなく、顧客の心をいっぱいに満たすこと」。あの商品の名前を従業員や顧客に発音させるのは大変だったとのこと。スモールをくれといわせずにトールをくれといわせるのは顧客には難解だったが痛快でだったと。
スターバックスは、ポピュリズムに理念が勝った事例かも・・・シュルツ氏も「全てのデータがネガティブだった。一杯50セントでもコーヒーを飲まなくなっていたアメリカ人に一杯4ドルで売りつけるなんて、正気の沙汰ではなかっただろう。」
女性心を反映させたはずのマニュアルを真剣に読みその通りに行動する男がモテないように、世論調査の結果ばかりを気にして行動する政治は受けない。全ての調査が不可能とする状況で、顧客のためにとの信念でこのコーヒーを売り続けたこの会社は受けた。
スタバ日本一号店が一番感激したとシュルツ氏。「徹夜して並んでくれた英語もわからない若者が”ダブルラテ”と注文してくれた。それは今でも忘れられない光景だ」と。
中国の事例が一番象徴的だとシュルツ氏。「中国人はコーヒーは飲まない。しかしスターバックスは飲む。中国の人々にとってスタバはコーヒーではないのだ」と