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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

郷原氏「仙谷氏は拉致問題でかつて大暴言をした」「新検事総長はすばらしい人。期待している」

http://twitter.com/#!/nobuogohara

「「基地甘受発言」で思い出しましたが、5年ぐらい前に、仙谷氏が、拉致問題について、私と原口氏の前で信じられない発言をしていました。その人が拉致問題担当大臣ですからね」
 
Q:信じられない発言の中身にも興味ありますが、拉致はないと言っていた党の出身ですし。
 
「発言当時、仙谷氏は民主党政調会長です。拉致はないと言っていた党所属議員の時とは立場が違います。」

総長辞任は当然、遅すぎたぐらいです。これで、笠間検事総長が実現するのはうれしい限りです。笠間氏が最高検にいれば、昨年以来の東京特捜の暴走もなかったはずです。検察再生に向けての貴重な一歩です
 
Q:検証結果の公表と合わせて年内にひとつのけじめをつけようということでしょうが、これで一件落着ではにゃ
 
「24日に公表される最高検検証結果が厳しく批判されることは必至、それで責任を追及されて辞任に追い込まれるより、先に辞意を表明する方がましとの判断では?」
 
Q:なぜ笠間検事総長が誕生すれば検察の体質がよくなるのですか?偏った思い入れで郷原さんの好み
 
「確かに個人的な思い入れもあります。私が長崎地検次席検事から東京地検に異動になり、公判部ヒラ検事で干されている時、唯一人、私を支援してくれたの笠間さんでした(続く)
その後、私が、経済刑法、コンプライアンス等の研究の道に転じ、今の私があるのも笠間さんのおかげです。確かに、表面的に見ると、特捜検察の構造を正していかなければならないのに、特捜部長出身の笠間氏が検事総長になる、ということに違和感があるかも知れません。(続く)
しかし、私は、今の検察の最大の癌は、最近の検察の暴走を止められなかったどころかそれを主導してきた関東軍的な一部の検察幹部だと思っています。関東軍が司法メディアと結託し歯止めが利かなくなったのは、笠間氏が2年余り前に最高検次長から広島高検検事長に異動した後です(続く)
笠間氏が最高検の中枢にいてくれたら、ここまで状況が悪化することはなかったと思います。まずは、そういう関東軍的暴走の芽をつむことが先決です。戦前の日本の関東軍の暴走も、軍の中枢に事態を客観化できる良識のある人間がいれば止められたかも知れません。(続く)
今後を検察組織を抜本的改革していかなければならないと思いますが、それに対して立ちはだかるとすれば、検察組織内の関東軍だと思います。特捜検察の構造的問題についても、笠間氏は、自らの体験を踏まえて、客観的にとらえることができる人だと思います。」