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例のフロッピーディスク記録改竄事件における大阪地検特捜部の大坪元部長と佐賀元副部長の犯人隠避公判・・・・・・気になる点があるので、記しときます。
公判の焦点・・・・・・前田元検事からの佐賀さんへの1月30日の電話報告。このとき前田さんが佐賀さんへ改竄を報告したとなっていますが、佐賀さんは公判で電話自体がなかったといいます。
佐賀さんの言う通りなら、最高検は電話の記録も調べずに起訴・・・・・・とすれば、佐賀さんが嘘をついていることになるけど、そうだとしても記録に残っているのは百も承知…元副部長がそんな下手をうつでしょうか。
ここからは想像をたくましくした推理
・前田を取調べた検事「ここでさあ、1月30日に佐賀さんに電話したと供述してくんない?」
・前田「えっ、してないですよそんな電話」
・検事「先輩、みなまで言わせないでくださいよ。あなたの供述に、大穴を空けておくんです。公判で、通話記録という一番客観的な証拠であなたの供述がゆらぐ、信用性が落ちる…すると、佐賀さんも大坪さんも無罪って、まあこうなるわね」
・前田「それじゃ自分が悪者だ…」
・検事「そんなこと言ったら、取り調べた自分も無罪判決後は無能低脳扱いっすよ。でもね、あの二人を無罪にするのは検察全体の意思です。俺も貴方も、大きな『貸し』があっちにできるわけで・・・ここは、こうしたほうがいいっすよ」
なんてね。
実際は「実はけっこう、どっちかが間抜けだった」ってオチになるかとは思う。この前、スパイ活動にまつわる、ある記事を読んだときもおもったのだが、それは後日にとっておく。
まあ何にせよ、ちょっとしたミステリーだが
「高度な間抜けは、巨大な陰謀と見分けがつかない」
という法則もまた事実。
2011年、日本人はさんざんこれを味わってきた。