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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

武富健治「鈴木先生」は第一部完結へ。町山智浩が聞く

町山智浩ブログ
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20100910

■4.鈴木先生は17年後に復活する?

どうしてリアルなディスカッション・ドラマ『鈴木先生』に、突如として「超能力」が持ち込まれねばならなかったのか。そこには作者だけが知る「漫画のリアリズム」がありました。いよいよ第一部完結の『鈴木先生』に作者が仕掛けた「ひっかかり」とは?

えーっ、第一部完なの??残念。
なにしろあのセリフ量とめくるめく論理、そして逆説的だがその論理が生む混沌。そして、店頭に無いことも多い「アクション」連載でしょ。
どーなるかというと「だめだ一週抜けるとわからん。あとでまとめて読もう」となる(笑)。
それに読むとねぇ、おもーい気分になって全部読めないこともあるしさ。(話が陰惨だというわけでもないんだよ)。

自分はこういう議論、ぎろん、ギロンで畳み掛けるような話はむしろ大好きな分野なんだけど、それでも重く感じることはある。


一度だけ、このブログではまとまって書いたことがあったな。
■映画「THE WAVE ザ・ウェイヴ」を見て、思い出したのは「鈴木先生
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091204#p5
自分としてはけっこう気に入っている文章だけど、書いたのはメインとなる怒涛のディベートでは無く、サイドとなる「裏の(生徒間の)権力構造を利用した、先生の駆け引き」のほうだった。


 
・・・何年か前に文化庁メディア芸術祭大賞でも何かの賞をとった漫画「鈴木先生」・・・「酢豚のメニューを生徒のアンケートを基に給食からはずすか?」といったことでも小1時間議論するような、そういう針小棒大な「ロジカル・エンターテインメント」を楽しむのが本道ではあるのだけど、主人公の鈴木先生はことに物語前半で、教室内での議論をコントロールする際、ときどきリアリズムに満ちた教室内の権力構造を利用する駆け引きや誘導を行っている。
 
(連載が進むにつれ、鈴木先生からそういう「治者の仮面」が剥がれ落ち、生徒と同一の次元で前述のロジカル・エンターテインメントをやるところが面白いんだけど)

上の酢豚をめぐるディベートは1巻。

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

町山氏がいう、鈴木先生の交際相手の妊娠に関する騒動は…何巻だったろう?