フクアン(腹案)を ク(苦)も無く捨てて フアン(不安)かな
などとどうでもいい句を思いついたので公開するのですが、それはそれとして本題に。
http://twilog.org/gryphonjapan/date-100529/asc
でもtsudaったように、パックインジャーナルで田岡俊次氏らが「今回の罷免騒動で福島瑞穂氏の社民党は人気が爆発し、党勢は大いに拡大するだろう」と予想している。
なるほど予測というのは難しいね。ありそうでもあり、なさそうでもあり。
田岡氏は以前「とりあえず予想し、それを公表してみる。そうしないと現実の結果が出たとき、自分の予想のどこが正しくどこが間違っていたかも分からない」と言っていた(※ http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091016#p4 参照)が、こんな部分でもアグレッシブに予想していれば、そりゃ予想のはずれも普通以上に出てくるよなと思う。
私はとても分からん。
だからこそ世論調査というのはやっぱり役立つのだよ。
【付記】毎週の先陣を切るフジテレビの世論調査「新報道2001」が結果を発表。
社民党の支持率は先週の0.0%から0.6%に上昇。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/index.html
さて、
「政治情勢や数合わせ、支持母体から考えれば決裂は絶対回避するべき勢力と全面対決し、そのドラマチックさや「筋を通す」姿勢のアピールで浮動票をひきつけ、勝利する・・・という戦略、はや5年前の話となったがまだ覚えている人は多いでしょう。
そう、小泉純一郎の「郵政解散」です。
あれも今から見ると勝利は必然のように感じられるけど、郵政解散に踏み切った直後は「これは必敗だ」といわれていた。そりゃそうだろう、後援会を基盤にした自民党選挙で、各地域の大物議員を集団で切り捨てたのだ。おまけにそこに刺客候補を立てたら、旧自民支持層と食い合って、民主候補が漁夫の利・・・
しかし、その後の世論調査で「おいおい、小泉自民党支持されてるぞ?」てな話になって、あの結果と相成ったのですな。
さて、そんな小泉劇場と同様の「福島劇場」は開幕するか。
まずは民主党支持層の、ふわっとした人たち・・・ワイドショーとかその界隈の人たちだ。この人たちが「やっぱり民主を支えよう。社民党はゴネてばかりは止めなさい」となるのか「社民が筋が通っている。福島さん頑張れ」となるのか、ちょっと立ち居地に興味。
福島さんが政治家一人の個人として信念を貫こうとする姿勢は評価しますけど、野党だった社民党と違って与党に入っているんですから、この問題を同解決するのか、社民党として福島さんとして、これまでどれだけのことをやってきたのかということ、それから文言を入れるか入れないかってすごく瑣末なことじゃないですか。やっぱりそうではなくて今後沖縄をどういう方向に向かわせていくのかっていうところにこそ、僕は得寝すぎーを費やすべきであって、こんなことで揉めているっていうのがそもそもエネルギーの無駄遣いだと思いますけどね。(5月28日「スーパーモーニング」)
日刊ゲンダイ・・・民主派(後述)
江川紹子…民主派
http://twitter.com/amneris84
新聞各紙、社民党が連立離脱する方向と伝えている。霞ヶ関から勝利の雄叫びが聞こえてくる、ような気がする
社民党が離脱すれば、鳩山首相は迷走することなく、外務省の敷いたレールの上を行くことになるのではないか、と。これが国民の勝利?
社民党は政治家の党ではなく、活動家の党になるのかな。沖縄との連帯は強まるだろうが、その声を実際の政治に反映させることはできなくなる。それでいいのか、な
愛川欽也とその一派・・・社民派
http://twilog.org/gryphonjapan/date-100529/asc
寺島実郎・・・社民派
山崎行太郎…社民派
岩上安身・・・社民派
個人的には鳥越俊太郎と、大谷昭宏「The journal」および代表の高野孟に注目している。
http://www.the-journal.jp/
ゲンダイの歴史的記事を、後世に残したい
http://gendai.net/articles/view/syakai/124200
社民党は参院選で1人も当選しないだろう
【政治・経済】2010年5月29日 掲載 社民党福島 最後のバクチは大負け
主張を押し通して、大臣を罷免された社民党の福島瑞穂党首は、果たしてうまくやったのか。大マスコミは、鳩山政権をさらに揺さぶるチャンスとばかり、騒動を大げさに伝えている。鳩山首相と対決した福島党首が「女を上げた」みたいに評価されているが、実際のところは逆のようだ。
政治ジャーナリストの山村明義氏が言う。「党首の暴走を食い止められず、社民党内部も困っているのが本当のところでしょう。福島党首は7月の参院選が改選。自分の選挙が迫っているから、この普天間問題ではとにかく露出を増やし、目立とうとしてきた。その行き過ぎたパフォーマンスに、党内からは“このままではマズい、抑え役はいないのか”という声が出ていたほどです。それというのも、社民党内で政権離脱派は少数。幹部たちは妥協の道を探ってきた。与党に入っているからには、ある程度のガマンは必要だし、少数政党なのだから、なおさらだと考えている。しかし、自分の道を突き進む福島党首にその声は届かなかったわけです」
福島党首に対しては、民主党内からも「議席数の割にやりすぎだよ」と、もてあます声が増えていた。それでも鳩山首相は、何を言われても耐えていたが、最近はホトホトまいっていたという。
それを考えれば、福島党首をスパッと切ったのは賢明な判断。潮時だったのだろう。
でも「ぶれる」と人気はすぐ落ちる危険も
■「それはそれ、これはこれ」 社民、連立離脱の一方で民主と選挙協力
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100529/plc1005290127005-n1.htm
この記事に、わたしがようやく使いこなし始めたはてなブックマークでつけたコメント。
gryphon がちょん 2010/05/29
福島みずほの、素の資質の無さが約1カ月隠せるか
今回の「筋を通す」というカードはしょせん一発芸で、この後、党首討論やメディアへの応答、総合的な政策の提示、さらには北朝鮮問題への取り組み・・・などに対してちゃんとやれるかというとやれるわきゃーない。
ただ、そう考えてる俺でさえ、今回は
「筋を通すのは立派なもんだ」というふうに思うもの。
そもそも第二次世界大戦や関が原、明治維新、李氏朝鮮の近代化論争、ナポレオン戦争・・・あまたの歴史の中に「あとから見れば方向性は正しくないかもしれないが、間違っていようがいまいが自分の筋は通した」という人物はたくさんいる。
ああ、このブログの読者的には「アンスバッハ的な人」と言えばいいのか(笑)「はたち過ぎて銀英伝をたとえに出すってどうよ」という名言が以前のはてなではあったが。
んで、幸か不幸か参院選ははや7.11だっけ?DREAM.15 翌日。なんとか福島の資質は隠せるんじゃないでしょうか。
このパロディはすごい
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20100529/1275111020
反自民に告ぐ。ご声明が発せられたのである。既に、鳩山首相の御声明が発せられたのである。お前達は社民党の主張を正しいものと信じて絶対服従して誠心誠意活動して来たのであらうが、既に、鳩山首相の御声明によって、お前達は皆復帰せよと仰せられたのである。此上お前達が飽く迄も抵抗したならば、夫は革命に反抗することになり逆賊とならなければならない。正しいことをしてゐると信じていたのに、それが間違って居たと知ったならば、徒らに今迄の行懸りや義理上から、何時までも反抗的態度をとって、鳩山首相に叛き奉り逆賊としても汚名を永久に受けるやうなことがあってはならない。今からでも決して遅くはないから、直ちに抵抗をやめて連立の下に復帰する様に・・・
![226 [DVD] 226 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51IeP4R4rBL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
共産党との食い合いは?
http://twitter.com/gryphonjapan/status/14952182321
パックインより
愛川「共産党は伸びますか」川村「伸びると思う」田岡「でも共産党の勢力を、社民党が今回アピールして取り込んだから食い合うかも」