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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「当たり前のこと」が、メディアに載って「意外なこと」になる話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090627-00000560-san-soci
これが載ったのは6月27日の産経新聞ですか。
非常に惜しかったのは、いまさらの表明では遅いんだが、私はこの最初の話題のときに、この記事に載っている「ガードレールの金属片」話を思い浮かべていて「いつか書こう」と思っていた。なのだが、何しろ書くべきエントリが膨大にあってさ(今日だって書ききれない話題が山ほどだ)、あとであとでと思っている間に産経新聞プラス、ヤフーに転載されてしまった。最初に言及する人間になりそこねてしまった。残念むねん

思いだされるのは、「ガードレールに金属片」騒動だ。

 平成17年5月、ガードレールにはさまった鋭利な金属片にぶつかって、通行人が負傷。この事件が報道された当時、金属片がどうしてはさまっていたのか分からなかったため、“金属片探し”が全国に広まった。

 その後、各地で同様の金属片が見つかったことから、ナゾがナゾを呼び、各テレビ局や新聞社がトップニュースで報道するなど大騒動に発展した。しかし、しばらくすると金属片は接触した車の側壁だったことが判明。騒ぎは一気に収束した。

これ以前に、関連性を指摘する記事にお目にかからなかったのが不思議なぐらい(どこかにあったのかもしれないけど)
あれは4年ほど前なのかなあ、
ガードレールに危険な金属片が刺さっている。それも全国で。宗教的な何かなのか、だれかが怪我するのを狙った危険な愉快犯かと、ほんの一週間ぐらい大騒ぎになったが、オチは車がガードレールにこすれた際、薄く金属がはがれてガードレールに挟まるというものだった。

興味深いのは、それは今まで、十何年もそういう例が全国どこにもあったのだよ。しかし、だれかが騒いだら「前代未聞の奇現象」となった。そしてメディアが、手も無く大沸騰した。行政や警察まで動いた。
このメカニズムというか、私は流言蜚語やデマが大津波のように動いていくという話に子供のころから興味があってね。
オーソン・ウエルズのドラマ「火星人襲来」が引き起こしたパニックの研究書や筒井康隆「デマ」とか印象に残っているなあ。

この元祖、というわけでもないが、
「普通にある当たり前のことなのに、珍しいとだれかが騒いだら珍しい奇現象扱いになったでござる」
といえば
立春の日には卵が立つ」
というあれかしらね。
http://www.geocities.jp/futoshiki/essay06-006.html