未確認の話でありますが、この前大量のブックマークをもらった
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070821#p2
■ある出版関係者にライトノベルやSFのことで雑談した
やコメント欄に登場する「某出版関係者」と話したのですが、少々気になる話を伺った。
話は最近のアフタヌーンについていけるか否かというような話だったのが、そこから最近の岩明均「ヒストリエ」で主人公が当時の図書館という存在に関わりつつある、という話から、中島敦の「文字禍」にいたる図書館ものという話になっていった(ついでに「図書館戦争」の話も聞けばよかったな)。
■文字禍
http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/622_14497.html
そのとき、彼がいった話なんだが、日本の「青空文庫」に先駆けて、いや世界に「名作文学テキスト情報の共有」というものをもたらそうとしていた野心的構想「プロジェクト・グーテンベルグ」が「最近、外から見ている限りではほとんど破綻状態にあるのではないかと思われるような状態。少なくとも更新や追加のペースが極度に落ちている」、というのだ。
この人は業務隣接のものとして、プロジェクト・グーテンベルグのサイトなどは常に覗いているというので、その実感としては間違いないのだろうが、もう少しどこかで「現在のプロジェクト・グーテンベルグ」に関する資料や読み物(日本語ね。英語キライ)を調べてみたいところだ。直接的には一度アメリカなどで著作権保護期間が延長したことにも関係するらしいが。
【メモ】