支持率回復の大チャンス到来だ。「枯淡の境地」はかなぐり捨てて、この熱い台詞をキメてくれ
「日本の国防費、倍にしますよ。核武装もすぐ着手」 兵頭二十八
「北の核は世界の脅威。地球愛は二の次です」 潮 匡人
「ブッシュ大統領、リスクばらまきはやめてくださいよ」 東谷 暁
「多国籍企業のマネーゲームに税金かけるべきですね」 草野 厚
「食糧価格の高騰、かわいそうなくらい困ってます(泣)」 松原隆一郎
「『南京大虐殺』こそ歴史の“汚染源”なんです」 石 平
「レンタルパンダは返却、台湾海峡を死守します」 金 美齢
「首脳の皆さん、息抜きに懐かしの名画はいかが」 小田嶋隆
「もう環境なんか論じてるヒマはありません」 中西輝政
「日米同盟のマンネリ、打破しないといけません」 田久保忠衛
まやかしの地球温暖化対策に終止符を中国、ロシアの横暴を野放しにして、「環境サミット」を主催する意味がどこにあるのか
櫻井よしこ(国家基本問題研究所理事長)
米・中プロパガンダ大戦がはじまった米国二大論客が壮絶バトル。論戦のはざまにサミット後の北東アジア危機の構図がみえてきた
奥山真司(英国レディング大学大学院 戦略学科博士課程在学)
お騒がせ、壊し屋大統領
サルコジが仕掛けるG8拡大構想稀代のキャラ立ち男がやってくる。しかし、「日本ぎらい」の噂はホントのようで……
山口昌子(産経新聞パリ支局長)
ロシア双頭体制は新資源帝国をめざす未曾有の成長をつづけるロシア。米、中とのパワーバランスのはざまで、日本はどう振舞う?
畔蒜泰助(東京財団研究員)
兵頭慎治(防衛研究所主任研究官)
月報「北朝鮮問題」特別版
誘拐テロ国家・北朝鮮の「再調査」に、何を期待しろというのか犯人に捜査をまかせて事件が解決するものか。被害者家族を落胆させる詭弁はもうたくさんだ
荒木和博(特定失踪者問題調査会代表 拓殖大学教授)
北朝鮮・金王朝継承「第三の男」が急浮上「権力は銃口から」。この原則に従うなら、跡目を継ぐのは、正男でも正哲でもない
高 永竽(元韓国国防省北朝鮮分析官)
〈集中連載〉中国・国家情報戦略の変容(3)
文豪ヘミングウェイ取り込みを狙った中国共産党宣伝部の凄腕面会した大物たちに鮮烈な印象を与えた周恩来。その胸中には「日米離間」の思惑があった
役人叩きで日本がよくなるものか
官僚の無駄をとやかくいえるほど政治家は清廉潔白か。「渡辺行革」の欺瞞を一刀両断する
中野雅至(兵庫県立大学大学院准教授)
ご利益激減
創価学会を痛打する矢野絢也「覚悟の提訴」元委員長を脅迫、尾行する異様なその生態。迫りくる国会招致に池田名誉会長の眠れぬ夜はつづく――
乙骨正生(ジャーナリスト)
うごめきはじめた東京都教育界のサヨクゾンビ石原都政も、安倍改革も効き目なし? 骨がらみの体質を変えるためになにが必要なのか
米長邦雄(永世棋聖・元東京都教育委員) 高坂節三(東京都教育委員) 屋山太郎(政治評論家)
東電柏崎刈羽原発・被災一年
日本の原子力技術の高さは証明された中越沖地震に打ち克った驚嘆すべき耐震性能。エネルギー問題の前途に一条の光がさした
高田 純(札幌医科大学教授)
現地徹底取材
見えてきた「平成ロス疑惑」の舞台裏なぜ、いまごろになって……。「一事不再理」をめぐる検察と弁護側の攻防を追う
飯塚真紀子(ジャーナリスト)
新連載
サイエンティスト異能列伝(1) 皮膚は脳である竹内 薫(科学作家)
続発する猟奇・無差別殺人の〈免罪符〉
精神鑑定の暴走を許すな!「心神喪失」なら、あの通り魔も無罪なのか。このまま裁判員制度がスタートしたら……
佐木隆三(作家) 大谷昭宏(ジャーナリスト) 岩波 明(昭和大学医学部准教授) 宮崎哲弥(評論家)
秋葉原6・8
「コピー&ペースト」型大量殺戮の恐怖欲求不満、悪いのはいつも他人――平等幻想社会が、紋切り型のひ弱なモンスターを生む
* ■荒川洋治 言葉と世界97
* ■高島俊男 退屈老人雑録8
* ■大山行男 窯変富嶽三十六景7
* ■竹内 洋 革新幻想の戦後史9
* ■佐々木俊尚 ネット論壇時評13
* ■出久根達郎 言の葉のしずく156
* ■佐々淳行 インテリジェンス・アイ74
* ■西木正明 誇り高きろくでなしの時代14
* ■佐藤 優 保守再建9
* ■中野 翠 この世は落語14
* ■杉原志啓 音楽は国の響き13
* ■樋口 進 文藝春秋写真館28
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* ■紳士と淑女
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o 新刊書評奥野修司東谷 暁三浦小太郎
o 本の広場
* 読者諸君・編集後記