論座 2008年7月号
定価:780円(税込)
発売日:2008年6月2日
2008年7月号この商品を購入する 定期購読を申し込む
メディアとジャーナリズムは共存できるか
特集 メディアとジャーナリズムは共存できるかマスメディア・ジャーナリズムを
支配する「最大多数の最大幸福」の最大不幸職業倫理の検討とその刷新の可能性
●林 香里 東京大学准教授
テレビは自分の首を絞めていないか
マスコミが吹聴する「デマ」が独り歩きする
秋田連続児童殺害事件、被害者の父・米山勝弘さんが語る
●上田耕司 ジャーナリスト
メディア・スクラムと思いながらも、私も引けなかった…
ギョーザ事件とイージス艦衝突事故の新人記者取材日誌
●畑山敦子 朝日新聞記者
座談会
踊るメディア、細るジャーナリズム
野中章弘 アジアプレス・インターナショナル代表 立教大学大学院教授
山田健太 専修大学准教授
音 好宏 上智大学教授新連載
澤田隆治プロデューサー一代記
聞き手・構成=●大島幹雄 サーカスプロデューサー ノンフィクションライター
(1)「花王名人劇場」のころ
特集 なんでも「温暖化」のせいにしていませんか?気候問題リテラシーを身につける
●伊藤公紀 横浜国立大学教授
氷河をめぐる「誤解」と「思いこみ」が招く危うさ
メディアの環境報道に接して─
●藤田耕史 名古屋大学准教授
ぼくが「反・CO2排出削減派」の翻訳にこだわる理由
●山形浩生 評論家、翻訳家
中国におけるインターネット民意と
疑似民主主義●足立治男 翻訳業
シリーズ
中国UPDATE 15 梁文道
文化人、コラムニスト、時事論説員、教育者
日本、コリアの国境を越えられるか
ある新設学校の試み
●姜 誠 ルポライター
インディーズ系労組は、互助ネットワークを目指せ!
増殖するプレカリアートの抵抗と連帯
●野村昌二 ノンフィクションライター
いきなりうっちゃられた
「大相撲改革」いつまで続く暴力体質
●岡田晃房 ジャーナリスト
“与党”はつらいよ日記
●福山哲郎 民主党参議院議員
特集 ファンダメンタリズムの現在「西洋対イスラム」をどう超えるか
●栗林輝夫 関西学院大学教授
●近藤光博 日本女子大学准教授
対談
民主主義の危機から、危機の民主主義へ
ゼロ年代的議論からの考察
宮台真司 首都大学 東京教授
堀内進之介 現代位相研究所 首席研究員インタビュー
デザイナー 三宅一生「過去を捨て購買意欲を刺激するだけのデザインは、もう終わりつつある」
聞き手=●赤坂英人 ジャーナリスト
報じられない世界のニュースを伝える
デモクラシー通信
(2)逆境で闘う「冬の兵士」たち
●文・構成=中野真紀子 デモクラシー・ナウ! ジャパン
FOREIGN AFFAIRSCFRミーティング
リチャード・ハースとの対話
●リチャード・N・ハース
アジアの世紀の到来と欧米秩序の運命
●キショール・マブバニ
CFRインタビュー
●ゲリー・セイモア
CFRインタビュー
ミャンマーを襲ったサイクロンの二次災害
●ローリー・ギャレット
Review Essay
アングロサクソンと現代秩序の形成
●オーエン・ハリス
CFRブリーフィング
バラク・オバマ候補の主要アドバイザーの顔ぶれ