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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

政治学者・村田晃嗣氏が「実録 連合赤軍」を観る

政治学者・村田晃嗣氏が映画について語るブログが久々の更新。「映画のことだけコメントは受け付けます」となっているが、やはり本業は離れないのだろうか、今回はその境界というべきものだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/kojim1964/22656619.html

 今日は京都シネマで学生諸君と、若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を観る。
 3時間を越える大作で、観終えるのは肉体的にも精神的にも一苦労である。
 まず、1960年の安保闘争から71年までの学生運動や過激派の流れがエピソードを交えて紹介されていき、71年末から72年初頭の連合赤軍内部での凄惨なリンチが長々と描かれている。そして最後はあさま山荘事件だが、『突入せよ』とは逆に山荘内の犯人たちの視線から、事件が再現……。


「むしろ、あさま山荘事件にまでたどり着くと、安堵感すら感じる」という一節は、なんともぞっとする。
並行して今、「アフタヌーン」だっけ?記録にある限りの正確さで事件を再現する漫画「レッド」も連載中だな。
これって企画に何の連動性もなく、同時多発だったのだろうか?

レッド(1) (KCデラックス)

レッド(1) (KCデラックス)