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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

佐高信氏は、なぜか「蝶のコレクター」を「変質者の代名詞」だと考えているが…


※最初に来た方へ。この佐高批判シリーズをまとめて読むには
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2a%5b%ba%b4%b9%e2%bf%ae%5d
からどうぞ


こっちが飽きてサボっている間にも、バカを量産してくれる佐高氏。
サンデー毎日コラムです(先週か先々週)

さて、万の言葉を使ってののしってやりたいところだが時間が無い。まず皆さんに読んでおいてもらって、これに対する批判は夜にでも。
ちょっと読むのは活字が小さくてホネかもしれないが、不可能ではないと思う。

鳩山も相当バカだが、それを佐高がバカな議論で見当違いなとこから攻撃したら、ハトのバカぶりが薄まっちゃうよおい(笑)。


【再開します】

さて、まず最初に。

「自分は頭を食べることに『多少の抵抗』があるのに、秘書たちは「奪い合うように」食べると思っているこの度し難い差別感覚」
とかおっっしゃってる佐高さん。
ばかだね。


まあ、ちょっと彼のために弁護すると、彼が丸々ソースとして使った中村氏のコラムは読んだが、そもそもその描き方自体が多少アンフェアかつ、薄っぺらな見方しかしていなかった。
ただ、その後の引用と分析が常識外れなので、やっぱり佐高氏の責任は免れまい。


まずどこから書こうか。
そうだ、西原理恵子「恨ミシュラン」で、サイバラたちが鮎料理を食った回のエピソードを紹介しよう。
あの時、スノッブ的な食通気取りのコータリは鮎の骨を頭からきれいに抜くやり方を披露し、「これが難しいんだ」と自慢。ところがそれを見たサイバラは感心するどころか、思いっきり頭から一本のホネも残さず完食。
「アユは丸ごと食え。」と一喝し、コータリは「すいません…」と沈黙した(笑)。


というか、自分の経験も書かせてもらおう。私はシャケの皮というものは、それこそ「食べるのに抵抗」があり、いつも残しますが、それこそ人品卑しからざる紳士が「勿体無い、その皮いただいてよろしいか?」として差し上げたことが何度かある。
これが親しい人ならなおさらだ(俺の親父なんか、怒り出す)。
付け合せのパセリや鯛の目玉なんかもそうか。

つまりだな…佐高氏はなーんも考えてないようだが、

「小魚の頭」というのは、はっきり言ってこのシャケの皮のように、
「キライだったり抵抗あったり、そもそも食べる場所と認識して無い人もいるが、好きな人には大好物で、一番美味しいと思われたりするもの(部位)」の、それこそ典型例じゃないか?
ランキング的には
1・小魚の頭
2・パセリ
3・大根のツマ
4・大魚の目玉や皮

てな感じではないかと思う(俺感覚調べ)。少なくとも、この部分を検討しないと批判できないことは確かだろう。
そもそも、元コラムの記録だと、たしか仲間、同志の政治家との会合だよ。なんでそこで、秘書を貶めたりことさらの屈辱を与えなければならんのだ(これは中村氏にも問うべき話だが)。
「ハヤの空揚げの頭…お前、さァ食うンだ!!」
って、どこの小池一夫だよ(笑)。
あの時は最初の民主党結成直前で、中心だった鳩山弟にはいろんな毀誉褒貶があったから、そのへんのことも考えねばならない。

筑紫哲也「ですら」

実際、この道場本舗ではしばしば批判の対象としてきた筑紫哲也氏だが、さすがに佐高氏とバカ度を比較するとマシというもので当時、「多事争論」でこう語っていた。

http://www.tbs.co.jp/news23/onair/taji/s60917.html

…単純な話のようでありますけれども、政界の事なんで、これが「民主リベラル」を表号している鳩山家の中で、実はかなり封建的な関係があるのではないかとか、あるいは鳩山邦夫氏を悪役に仕立てたい人達が、この話をかなりおどろおどろしく伝えているというような見方もあります。実際に、頭というのが大変おいしいのが名物だそうで、しかし鳩山さんは頭は好きでないので、家族やまわりの人達がその頭を奪い合って食べるのが鳩山家の長い食習慣だという、鳩山さん側の説明もありますが、そんな事を超えていろいろ、それこそ尾ひれが付いて広がって行くというのが、政界の話の常であります。

民主党の旗揚げというのが、いろんな波紋を投げ、政界を揺すぶっている時に、こういう話というものがいろんな解釈をして伝えられていく。政界というのがそんな所かなという事を示している一つのエピソ−ドではあります。

このころは「(旧)民主党」応援という視点もあったのかもしれないが、言ってることは間違いじゃない。さて週刊金曜日編集委員である筑紫氏のこういう主張に、同社社長で編集委員でもある佐高氏、「筑紫よふざけるな!差別に決まっている!!」と議論を吹っかけ、大いに「多事争論」して頂きたい(笑)。つか、その決着がついてから言えや。


こちらも同ブログで何度か批判してきた部落解放同盟だが、編集長の判断はこれはまとも。佐高氏も、よく自分でダメっぷりを告白できるもんだ。

http://www.kinyobi.co.jp/old/fusoku_oldf/271

『部落解放』誌の連載を3回で降りた。次の原稿で、鳩山邦夫を「差別者」と断定はできないと思うので書き直してほしい、と言われたからである。でなければ載せられないという編集長のゴーマンさと鈍感さには呆れ果てた。本誌の読者はどう思うだろうか。

まあ週刊金曜日の読者がどう思ったかはしらんが、この後の問題が重要だ。ここから、さらに話題は前に遡り、佐高氏をさらに断罪することになる。

それではどうぞ。


第二部「度し難い差別者は貴方ですよ、佐高信。撤回と謝罪はいつするんだ?」


もともと、鳩山邦夫のことを佐高信氏が取り上げたのは、上リンクで告白しているように以下の話からだった。石原が都知事になり、鳩山も立候補した1999年の「噂の真相」の原稿がおおもとだが、それに対して佐高自身も触れているようにさすがに強い批判を浴びた一節があった。

…『噂の眞相』誌の5月号で、男だけが立候補した都知事選を“マラ人形展”と皮肉り、主に石原慎太郎を批判して、ついでに鳩山邦夫を「変質者の代名詞のような蝶のコレクター」とヒヤかしたら、『世界』6月号のコラムで、斎藤美奈子というひとから、その認識は「インディアン=頭の皮剥ぐ」と似たりよったりのレベルと嘆かれた。

斎藤美奈子の批判も当時、世界で読んだ。「差別問題には高い見識をお持ちの佐高氏」などという表現は嘘や皮肉じゃなければ、文芸評論家として致命的な失態ともいえる一文だが(笑)までが、斎藤氏は虫など自然科学にも興味を持っているので批判自体は正しい。

さて、ちょっと自慢だがおいらは当時、斎藤氏より早く(もしくはほぼ同時期)、この佐高氏の阿呆な決め付けを指摘、ヒットーリョーダンした(笑)。

その文章を…うわーん、みつからねえ!これは保存し損ねたようだ。
たしか「現実とテレビドラマを混同するのは小学校でやめておけ」とか書いた気がするな(笑)。佐高氏がこんなこと言い出したのは佐野史郎の出世役「冬彦さん」が登場した「ずっと貴方が好きだった」の影響が明白だった。(ザ・コレクターのほうじゃなさそうだ)。


というわけで同じ「世界」の連載者でリベラル色も強い斎藤氏の批判に慌てたのか、それとも例によって繰り返しで原稿料を稼ごうとしたのか、持ち出して来て「鳩山はこんな差別者なんですよ」と言いたかったのが「ハヤの頭事件」というわけ。



問題は何か。これを、敢えて本当に鳩山弟の差別意識によるものだと仮定してみよう。
……そうだとして、それが弁明になると思っているとしたら彼のバカさ加減は本当に底なしだ。


いいか?
例えばだ、現在のアメリカの現国防長官ライス氏や、民主党の有力大統領候補バラク・オバマ氏を批判する人が「愚か者の代名詞のような黒人」と書いたとしよう。
当然、批判を浴びるわな。
それに対して「いや、オバマはこんなふうに愚かなんです」「ライスはこんなふうに愚か間です」と、個別の実例を出して弁明したとする。
なんの効果も無いわ、それ


オバマやライスの個別の愚かさを百も出そうが二百も出そうが、「黒人=愚か者」というレッテルを貼った人間の弁護にはいささかもならない。同様に鳩山を批判し、仮に有力な証拠を出そうが「蝶のコレクター=変質者」というレッテルを佐高信が貼ったという問題はいささかの変化も無いんだよ、おばかさんめ。


だいたい、斎藤氏の批判に対し、ひっそり「ヤユはもっともである」と認めているが、それでどうするのかね。
日本昆虫会も、この佐高の差別とみつ丸出しの暴言を批判している。

http://nikkonkyo.org/NL/JIA_NL39.html

……佐高氏に「虚言癖の代名詞のような文筆家の佐高信が」といったら何と答えるか、聞いてみたくなりますね。
(略)佐高氏もそれなりに人気と影響力のある評論家で、世間から差別や人権に敏感な文化人、知識人と目されている人物です。佐高氏などは同じ記事の中で石原慎太郎氏の差別意識を攻撃しているほど。こんなエライ先生方でも(その記事を載せた新聞雑誌の記者や編集者も)、こと昆虫趣味となると無知をさらけ出して蝶コレクターの人権を踏みつけてしまう…(略)

 私たちは蝶のコレクターであることが人格攻撃の材料になるような社会を、絶対に受け入れることはできません。
(略)


ちなみに佐高氏は、谷沢永一氏の著書の間違いを指摘したことがある(普通の事実関係らしい)が、その時谷沢氏は丁寧なお礼の手紙を出し、「後日修正する」と書いた。そしたら佐高氏は「修正は満天下の読者に対してするべきだ」と批判したのだが、さてその基準を適用できるか。

ああ、だからこの差別を謝罪も撤回もできないのか(笑)。

好きでこそ読書

好きでこそ読書

ちなみに谷沢氏への態度に対しては小笠原茂氏が「谷沢氏の態度は十分に誠実であり、佐高氏の態度のほうが言いがかりだろう」と批判している。


佐高氏は今回
「こうした「事件」で厳しく邦夫を弾劾しなかったことが、再三再四の暴言を招いたのではないか」としているが、私はやや異論があるね。

あんたが阿呆な角度から行った攻撃が、邦夫の味方以上に強力な『援軍』になっちゃったんだよ」ということである(爆笑)


あー、時間の無駄無駄。
でも佐高信氏のバカぶりを丁寧に解説すると、いくら書いてもキリがないんだよなあ。



当ブログでの佐高信氏研究は、こちらでまとめて読めます。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2A%5B%BA%B4%B9%E2%BF%AE%5D