この槙原氏の倒錯云々に対しては・・・あっタイプミスだが、敢えて残しておいてやりなおし。
槙原氏の盗作うんぬんに関しては、よく知らない歌だし歌手だしであまり関心が無い。でもカーラジオとかでよく聴く歌だな、最近。
おれ、ケミストリーってバンドが存在することを今回認識したよ(笑)。
で、もし元が松本氏だとしてもあの程度のフレーズを借用できないというのは、岡田斗司夫いうところの「イタダキシルクロード」による豊かな交易とその実りを失わせてしまうことになるのでなんかなぁ、という気がする。
槙原氏の事務所が言った反論で「松本零士の『銀河鉄道』だって宮沢賢治のいただきじゃん!!」ってのがあって、これは著作権的にはどうなのかしらないが、なかなか面白かった。
さてここまでは前段。続きは夜に(今回は確実に書きます)。松本零士⇒新谷かおるにつながる「詩的なせりふ・ナレーション」に関してです。
というか、自分は世代的に、松本零士に過剰に思い入れる世代ではない。
作品の主題歌には勇壮なものが多いなあと思うが、これは後付けだ。ただ、漫画を追体験すると、やはり詩的な台詞、ナレーションというのがたくさん出てくるのは否めない。
で、自分がリアルに感じる、新谷かおる「エリア88」をこう思い起こすと、やっぱり蛙の子はカエル、師弟の水は血よりも濃い、ということをつくづく実感するわけですな。
今、例を紹介しよう・・・・・・・と思っていくつかのキーワードで検索したら、いやだなあと思いつつもやっぱりここしか引っかからねえでやんの。
http://comic.2ch.net/rcomic/kako/1010/10107/1010770761.html
『Mission6-vol.5 鋼鉄の砂丘・1』生き残れたら
無事を祝って
肩を抱き合おう・・・
だから・・・それまで
さようなら
おれたちの翼が
明日の朝日に
染まるかどうか
だから・・・それまで
さようなら
おれたちは
堕天使・・・
迷彩色の
心臓をもち
天と地の間で
生きる・・・
紙切れよりも
薄い己の命
燃えつきるのに
わずか数秒・・・
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『Mission8-vol.5 神と黄昏と男たち』
神の玉座に
血のバラを・・・男たちの黄昏に
命の花を・・・=======================
『Mission13-6 滅亡への階段』
購うものは血・・・
賭けるものは心・・・
忘れるものは愛・・・
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『Mission5-vol.9 南へ・・・風』
アスラン24時・・・
砂の墓標は語るをしらず、
歴史の流れは人にはみえず、
希望はすべての心の中に・・・時は静かに命を刻む。
どうだ、恥ずかしいかね? 恥ずかしいだろう。コピペで引用してるだけのこっちも恥ずかしいのだ(笑)
しかし「描いてる本人 大まじめ」でないとこういうのはやっぱり描けないだろうな。
これは盗作されるんじゃないかという心配は無用。
このエリア88にも、傭兵兼シンガーソングライターみたいな人がおりまして、この人は「心が鉛色」などの名曲をものしているのだが、原作のときから「どうやったら、あの詞が曲に乗るのかまったく分からない」といわれていた(笑)
ちなみに、この詩的台詞の系譜はさらに弟子のゆうきまさみに受け継がれ、彼も
「ごはんをたべないと おなかがすくじゃないか」
「人間負けてしまったら 負けだぞ!」
「あんたたちは 息抜きの合間に 人生やってるんだろう!」
などのたいへんリリカルな言葉を残している。
これがいつ、だれに盗作されるかは不明。