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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

首相番記者の在り方について・またはネットメディアの強みについて


土曜日に放送された「愛川欽也パックイン・ジャーナル」を、珍しくほめる(笑)というか、けっこう以前から言われているんだが


「なぜメディアの首相番記者は、入社一年目の若手社員がどこも努めるのか。もっと経験を積んだベテラン記者が当たれば、ぶらさがりや記者会見で鋭く追及できるはずだ。アメリカには数十年勤めている名物大統領担当記者がいる」


その通りで、以前から言われているのに
なぜどこもしないんだろね?
逆に抜け駆けで、ベテラン大物記者を投入すればそのメディアの売りになりそうなものなのに。体力のほうがいるのか?
社内のベテラン記者じゃなくても、実績を挙げた定年の記者を再雇用すればいいんだよ。
それこそ田岡俊次氏にやらせてみればいい。いや防衛庁詰めがいいか(笑)。
鳥越俊太郎がやってもいいかもしれんぞ、オーマイニュースが正式に記者クラブに入ってさ。


ちょっと話が変わるが
韓国でオーマイニュースが躍進したのは、やはりスクープであるという
歌田明弘地球村の事件簿

http://blog.a-utada.com/chikyu/2006/09/post_5bc1.html

オーマイニュースがアクセスを集めるためには、やはり「スクープ」が必要だった。一般からの告発などもあったようだが、そうした「待ち」によるスクープばかりでなく、常勤記者によって毎週のようにスクープを出したという。
(略)
スクープは、やはりマスメディアの記者でないとむずかしい。しかし、一般のマスメディアが無視していたり、一回だけしか報道しないニュースはたくさんある。そうしたことをほじくり返して追及するといったやり方で、スクープをものにしたとのことだった。

 たとえば、米軍に対する反対運動が起きたとき、マスメディアも取材に来た。けれども、一回取材するだけで帰ってしまった。オーマイニュースは大学生を現場に張りつけて、一か月ずっとネットでその様子を伝えたそうだ。

いや、よく分かるよ。
私たちも投稿ニュースサイト「NHBニュース」をやっているが、新聞や雑誌に出た団体幹部や選手のインタビューで注目点をピックアップし、それを他のメディア報道や過去の発言、他選手の証言などと照らし合わせることで独自の価値を多少はつけて提供できる。
そして新聞は朝刊夕刊、テレビもニュースの報道時間も1時間2時間と限られ、時間も決まっている。
継続しやすく、分量も制限がないというのは確かにITメディアの強みだ。

その強みをどう生かすか。