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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

沖縄・渡嘉敷島集団自決で新証言

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/16661/

第二次大戦末期(昭和20年)の沖縄戦の際、渡嘉敷島で起きた住民の集団自決について、戦後の琉球政府で軍人・軍属や遺族の援護業務に携わった照屋昇雄さん(82)=那覇市=が、産経新聞の取材に応じ「遺族たちに戦傷病者戦没者遺族等援護法を適用するため、軍による命令ということにし、自分たちで書類を作った。当時、軍命令とする住民は1人もいなかった」と証言した。
(註:援護法は)軍人や軍属ではない一般住民は適用外となっていたため、軍命令で行動していたことにして「準軍属」扱いとする案が浮上。村長らが、終戦時に海上挺進(ていしん)隊第3戦隊長として島にいた赤松嘉次元大尉(故人)に連絡し、「命令を出したことにしてほしい」と依頼、同意を得たという。
 照屋さんらは、赤松元大尉が住民たちに自決を命じたとする書類を作成し、日本政府の厚生省(当時)に提出。これにより集団自決の犠牲者は準軍属とみなされ、遺族や負傷者が弔慰金や年金を受け取れるようになったという。
 照屋さんは「うそをつき通してきたが、もう真実を話さなければならないと思った。赤松隊長の悪口を書かれるたびに、心が張り裂かれる思いだった」と話している。

http://www.sankei.co.jp/news/060827/sha047.htm

「厚生省の課長から『赤松さんが村を救うため、十字架を背負うと言ってくれた』と言われた。喜んだ(当時の)玉井喜八村長が赤松さんに会いに行ったら『隊長命令とする命令書を作ってくれ。そしたら判を押してサインする』と言ってくれたそうだ。赤松隊長は、重い十字架を背負ってくれた」


 「私が資料を読み、もう一人の担当が『住民に告ぐ』とする自決を命令した形にする文書を作った。『死して国のためにご奉公せよ』といったようなことを書いたと思う。しかし、金を取るためにこんなことをやったなんてことが出たら大変なことになってしまう。私、もう一人の担当者、さらに玉井村長とともに『この話は墓場まで持っていこう』と誓った」


 −−住民は、このことを知っていたのか


 「住民は分かっていた。だから、どんな人が来ても(真相は)絶対言わなかった」

マハトマ・ガンジーが暗殺され葬儀が行われたとき、ある人が「こんな人物が実在していたということを、記録を読んだ百年後の人たちは信じないかもしれない」と語ったという。
この話も、こういう形の報道がされなければ、失礼ながらできすぎた話というか・・・とてもこういう人がいるということを実感できなかったろう。もちろん信憑性への疑問は、よく読んだり聞いていて説得力は非常にあった。しかし、生身の人間が、それを受け入れられるという実感は。


赤松大尉が広く知られるようになったのは大江健三郎沖縄ノート」での「責任者は今なお, 沖縄に向けてなにひとつあがなっていない」「住民に集団自決を強制したと記憶される男」などの大批判であり、その事実関係に関し異議申し立てをしたのは曽野綾子「ある神話の背景」だった。

沖縄ノート (岩波新書)

沖縄ノート (岩波新書)



かつて福田恆存が「一匹と九十九匹と」として、政治が救えるものと政治ではなく文学が救うものの峻別を説いた。
これは今、名誉毀損で大江氏が訴えられるという裁判・・・すなわち政治での救済を目指す活動が行われていて、もちろん極めて重要なのだが、それでも究極的には「文学」が救うのではないか。そう感じたしだい。

人間・この劇的なるもの (中公文庫)

人間・この劇的なるもの (中公文庫)

http://www.waseda.jp/L1-jbk/hyo/naitaakaoni.html

赤オニクン。ニンゲンタチトハ ドコマデモ ナカヨク マジメニ ツキアッテ タノシク クラシテ イッテ クダサイ。ボクハ、シバラク キミニハ オ目ニ カカリマセン。コノママ キミト ツキアイヲ ツヅケテ イケバ、ニンゲンハ、キミヲ ウタガウ コトガ ナイトモ カギリマセン。ウスキミ ワルク オモワナイデモ アリマセン。ソレデハ マコトニ ツマラナイ。ソウ カンガエテ、ボクハ コレカラ タビニ デル コトニ シマシタ。ナガイ ナガイ タビニ ナルカモ シレマセン。ケレドモ、ボクハ イツデモ キミヲ ワスレマイ。イツカ ドコカデ マタアエルカモ シレマセン。サヨウナラ キミ。カラダヲ ダイジニ シテ クダサイ。
 ドコマデモ キミノ 友ダチ 青オニ

泣いた赤おに (日本の童話名作選)

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