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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

2006年8/15、11:30から13:30にかけての靖国神社に関するメモ

高田馬場にPM2:00には行くので、それまで騒動の現場を野次馬してみるか・・・と軽く寄ってみた。
まわりに響くセミの音が、とにかく大きい。
これだけ響く虫の声が、虫の声ゆえにあまり気にならないと言うのは、やっぱり日本的感性、というのがこの国で暮らしていてしらずに染み付いているのか・・・と苦笑。

そして「反靖国の最大の援軍」と呼ばれる集団、つまり右翼団体が散在している。
前から書いていたけど、右翼団体というのは伝統主義かと思いきや、髪の色・ヘアスタイルがめちゃくちゃリベラルな個性尊重なんだよな。金髪とかたくさんいた(笑)。



しかし・・・絶句する。
人の束ができている。それが、神社にびっしりと。
こんなに人の海が、できているのを見たことは無い。

わたしはにわかリポーター、何でも見てやろう、聞いてやろうということで遠慮なくカウンター業務をやっている人に聞く。
「今のところはどうですか? 入場者は昨年より多いですか?」
「いや、昨年と同じくらいですかね」
「ああ、そうなんですか」

しかしこれは二人の質問と答えがすれ違っていたようで、彼は昨年のトータルと、今現在の数を比べていたようだ。
つまり昼ごろに、おなじぐらいになってる、って凄いじゃんそれ(笑)・
あんまり多いんで、私は並んでる、みずしらずのおばあちゃんに小銭を渡して「一緒に入れておいてください」とお願いし、行列を離れた。
そして遊就館前にいくと、なんと見慣れない一団が。

制服を着ているが、それが学校のもののようにも見え、またボーイスカウトガールスカウトのようにも見える。
しかし年齢はばらばらだ。子ども(中学程度)が多いのは確かだが。

さて、こんなのは聞けばいいんだ聞けば。これがブログ・ジャーナリズムよ。


答えは果たして「真光まひかり教団」です、とのことだった。そうだ。神道新興宗教も多いんだっけ。
うーむはてなは写真を多数アップできないのがつらい。

そして、入って右、ユウシュウカン側にも門があるが、そこに人だかり。
誰かが出てくるのを待っていたようだが、これは聞いてもわからんかった。(周りの人はみな「よくわからないけど、みんな待っているから見ている」というもの)
時間的には、石原慎太郎あたりだったのかも。

そしてふたつの大鳥居の間、参道ではテントを張り、集会が催されていた。
主催は「チャンネル桜?」少なくとも映像を収めていたのは同放送局だ。

そして、鳥居を出たところで「新しい歴史教科書をつくる会」はビラを配ってました。
藤岡信勝氏もいた。

そのとき、現在の情勢に疎い支持者のふりをして
「今日は西尾幹二さんは来ていないんですか?」
「八木さんはいらっしゃらないんですか?」と、
藤岡氏に聞こえるように言ってしまったのは私です、すいません(笑)


ちなみに「大紀元」とか「TBSの免許停止を求める」などのいろいろな資料をもらったり拾ったりしたが、これは稿をあらためて整理し紹介しよう(可能なら)


これにてひとくぎり。

もう少し続くがいったん止める

あとひとつ。またもや「祝祭民主主義」

また耳慣れないタームを使ってすまん。これはおいおい説明しますが、それはそれとして、わたしゃ「郵政解散」も思い出したんだよね。
つまりさ、あのときも世論調査というか、単純な分析で言えば民主党が勝利するだろう、ということになりましたでしょ。
しかし、ああいう派手なドラマを、目の前でばっと見せられたら、ぐぐっと国民は小泉のほうにひきつけられてしまった。
あれを再現して、今回も賛否が逆転はしないだろうが、直前の世論調査ほどには小泉批判の嵐が吹き荒れ、支持率低下・・・にはならないんじゃないだろうか。これは予想ですが。