昨日のテレビ朝日「報道ステーション」がこっちが紹介しておきながら、まどろんでしまって見逃したよ。どんな感じでしたかね。
さて、それとは別に、日本のさまざまな疑獄、疑惑に絡み、あるいは意外な形で命を失った人々に焦点を当てた本がある。
安部譲二 「日本怪死人列伝」
http://www.fusosha.co.jp/senden/2004/045588.html
- 作者: 安部譲二
- 出版社/メーカー: 産経新聞ニュースサービス
- 発売日: 2004/03/27
- メディア: 文庫
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と、紹介しておきながらなんだが、かなり牽強付会だったり、想像力が奔放すぎて、あまり信頼を置けるものではない。安部譲二氏、前歴は前歴だろうがそう今現在のウラ情報に精通しているようでもないし。
「怪死」というのは陰謀論的に話を広げればいくらでも広がるものだから、大胆に想像するより、淡々と事実関係を、詰めていくべきものだ。(そういう点では、法医学的な論議も重要だ)
これは自戒も含めて。
しかし、この本(連載はなんと「正論」誌上)は、「怪死人」を網羅的に見ていくことで、何かに迫れるのではないかという、コンセプトの卓抜さを評価したい。
ここで、同コンセプトでもっと緻密かつ詳細なムックを読んでみたいところだ。
一人で調べるより、それぞれの専門に精通したライターを集合させたムックのほうが絶対に向いているだろうし。
ああそうだ、たぶんライブドア事件は別冊宝島で絶対ムック作るだろうなあ・・・
このカテゴリに「格闘技」が入っているのは、「怪死人列伝」の中に、相撲の八百長疑惑を外国人記者クラブで告発した元親方が、直後に急死したという話が入っているからだ。
その他の話は、たぶんない。