INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

Kamiproスタッフが新雑誌「KAMINOGE」発行、携帯サイトもKAMINOGEに…しかし…

いま会員何人ぐらいだろう?自分はkamipro moveという携帯サイトの会員だが、その媒体と
http://www.kamipro.com/ にて・・・

かみのげ・ムーブとは何か?
 
……ケータイサイトで既報どおり、『kamipro Move』は12月14日より『KAMINOGE Move』(かみのげ・ムーブ)に名称変更することになりました。
(略)
多くの方がご存知のとおり、当サイトの母体であった雑誌『kamipro』が3月いっぱいで発行終了となりました。それ以降もケータイサイトだけは『kamipro』の名前を残し独自の運営を行なってきましたが、このたび12月に『kamipro』の後継誌『KAMINOGE』(かみのげ)が立ち上がることになり、あらためて紙媒体との連携強化の必要性を感じ、当サイトも名称を変更。『KAMINOGE Move』としてリボーンすることになったということです。

その“後継誌”『KAMINOGE』は、『go fight』の編集人としても知られる“井上きびだんご”こと、編集集団ペールワンズの総帥・井上崇宏氏が編集長を努め、12月中旬から下旬に発刊。以降、月刊ペースでの発刊を予定しています。
なぜ、『kamipro』ではなく『KAMINOGE』なのかというと、もろもろ事情はあるようですが、“後継誌”的な立場ではあるものの、新たな価値観創造のための名称変更…

これ自体はありがたい話。ゴン格も一度休刊してから会社をうつり、一度はGONKAKUとも名乗ったが現在はみごと復活している。格闘技雑誌もなかなか生命力が強いね・・・・・・てな話なのだが、kamipro最後の編集長、ジャン斉藤氏が。
http://twitter.com/#!/majan_saitou

majan_saitou ジャン斉藤
なんか昨日聞いた話とぜんぜん違うな。だから山口日昇が絡むモノは信用ならんと言ったんだ( ̄(工) ̄)
majan_saitou ジャン斉藤
追放されました( ̄(工) ̄) RT @bu_zin: @majan_saitou:昨日MOVE見てビックリ!・・何があったんでしょうねぇ・・・w。カミノゲ?には絡まれるんでしょーか?教えてジャンさんっ!w
majan_saitou ジャン斉藤
うーん、堀江ガンツや鈴木とdropkick12月号を制作中に、こーゆー発表をした山口日昇氏とツースリーさんのお考えは自分にもよくわかりません。RT @ozzyzou: ちょ、ちょ・・・マジですか?ガンツさんの説明読んで、よもやと思ったのですが・・・もちろん「シャレ」ですよね?

kamiproサイトの発表文を書いた堀江ガンツ氏(kamiproの有名記者)
http://twitter.com/#!/horie_gantz

horie_gantz 堀江ガンツ
版元も違うので、単純に別媒体だと思います。ただ、僕自身は当面、Dropkickと携帯サイトKAMINOGE Moveの仕事が決まっているので、これまでととくに変わりはないのですが。RT @noboru_ 新雑誌KAMINOGEとDropkickの関係はどうなるんですか!(ドンッ)
horie_gantz 堀江ガンツ
僕自身は変わりありません。飲みおじには、リニューアル後も継続してケータイサイトコラムをお願いする予定ですRT @kazu3101970 ジャン斉藤さんとの関係はどうなっているのですか?呑み叔父とは?
horie_gantz 堀江ガンツ
@来月中旬発売のDropkickも期待してください!RT @kazu3101970 ありがとうございます。KAMINOGE、期待しています。

15日夜に、ジャン斉藤氏は緊急のツイキャスライブを行った。
こういうことができるのも、ひそかなIT革命の成果であろう。
現在、音声は聞けないが、そのトークを受けて書かれたコメント欄から大体のようすは分かるかもしれない。
http://twitcasting.tv/majan_saitou/movie/2993731


私は途中から聞いたのであまり要約できないが、やはりツイートにあるようにジャン斉藤氏は今回の「KAMINOGE」に対して距離を置いている立場になっている、ということのようだ。

実は「雑誌の生命力」が思った以上にあったということなのか、もともとkamiproの編集部は別の出版社から委託を受けて雑誌を製作する、という形だった。で、同誌が休刊したら、「KAMINOGE」以前に、別の会社から、やはりムック製作の委託を受けたた。
このブログでも何度も紹介したが、そのムック「Dropkick」は、売れ行きがかなり好調だったらしく、既に第3号の製作が決定していたというのだ!!

ああアマゾン告知でも「元kamiproスタッフ」というのが売りになっている。
しかも、今後の「KAMINOGE」が、kamipro move という現在も運営している携帯サイトの名前を変更し、公式サイトに『“後継誌”的な立場』と断言されているのに対し、過去のkamipro記事やkamiproインタビューをPDFにしておまけのCDとして付けていたのである!!

・・・まあ珍しい話じゃない。格闘技じゃないほうのゴングも、後継雑誌を自認するものが2誌出たんだよな。(いまはG-Spirits一誌だけ残っている)編集スタッフという傭兵について買い手が複数いれば、その条件次第で雇い主を選ぶ選択もかわってくる。というより作りたい雑誌の違いかもしれない。
あるいはツイキャスでの本人談によれば、山口日昇氏との関係が大きいとかなんとか。


でも、実際問題としてどこからも格闘技雑誌とかムックとかの企画が来ないという状況よりはよっぽどいい。
プロレススーパースター列伝 にいわく・・・

わたしは
新日プロが
痛手を受けたとは思っていない!
ハンセンをひきぬかれたからこそ”一番”ハルク・ホーガンが育ったのであり、お互い最低限の仁義を忘れなければ
競争は双方を強くし、その証拠に現在のプロレス・ブームがある!!
アントニオ猪木(談))

彼の(談)だといっきにうさんくさくなるな(笑)

ぼくが知りたいのは、kamiproの過去の記事はどっちの雑誌で使えるのか、ということ。

ダナ・ホワイトじゃないけど、PRIDEは過去のアーカイブが重要だというのと同様、旧kamiproの記事の権利、そして雑誌が付録などのコンテンツとしてはどっちが使えるのかも重要だ。ちなみに携帯サイトにも、雑誌の記事からの二次使用が載っている。kamiproあらためKAMINOGEサイトには、Dropkickの記事は載るのだろうか・・・逆にKAMINOGEサイトに載った記事はDROPKICKでは使えないのだろうか。
けっこうkamiproの「過去の記事の権利」は重要ですぜ。
 
提案なのだが、どっちの雑誌にも軋轢が起きないよう、どーんと全記事をフリー使用可能の公開資料にしてみてはいかがでしょう?プロレス・格闘技文化の発展のために!!(私欲丸出し)