- 作者: ターザン山本
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 単行本
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ターザンが、業界間のカネのやり取りを告白した同書では、K-1の石井和義氏に関する話が出ています。
・オーダーメイドのスーツを、職人を派遣し作ってくれた
・出始めの携帯電話を「自由に使ってください」と提供された
・バー、すき焼き、温泉旅行などをおごってくれた
・個人会社の経営を薦め「登記の見せ金」1000万円を貸してくれた。
など。ただし、この関連に関しては2009年5月発売のkamiproに収録されたインタビュー
Kamipro no.135―紙のプロレス 今月の一言「五味vs青木を趣味でやりたい」(石井教義) (エンターブレインムック)
- 出版社/メーカー: エンターブレイン(角川GP)
- 発売日: 2009/05
- メディア: ムック
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でほぼ同じ事実関係は出ており、分量的にもこちらのほうが詳しかったです。
(当時の抜粋)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090523#p2
その他では
「百瀬博教氏から自伝の書き手になってくれと頼まれたが、その人間関係に入るとがんじがらめになりそうなので距離を置いた」「PRIDEからの利益供与は一切無い。自分に当時、そんな影響力がなくなっていたから」
「SRS-DX編集の報酬は月50万円、週刊ゴングの連載は週35000円」
「2003年の『格闘技vsプロレス だれが一番強いんだ!』というムックはよく売れた。これが暴露本の火付け役になった」
・・・といった趣旨の記述があります。
分量のバランスということもあるけど、正直K-1の接待攻勢、石井館長の悪魔的な”買収芸術”については、1ジャーナリズムとしてkamiproインタビューの圧勝であった。
この本では、ラッシャー木村の挿話がよかった
あとで書きます
ミルホンネットも「金権編集長」について触れている
http://miruhon.net/news/2010/06/post_696.html
今週の『マット界舞台裏』では、いまプロレスファンの間で話題になっているターザン山本氏が出した暴露本『「金権編集長」ザンゲ録』(宝島社)についての記事ももちろんある!
なぜならこの本のあとがきでターザン山本氏は、井上譲二記者に対して「私の才能を最後まで信じてくれ、ある部分では自信を失っていた私を叱咤激励し、今回の本を書くことを薦めてくれた。30年以上の付き合いになる井上氏は、今回、私がどこまで本当のことを話したか、一番よく分かってくれる気がする」とまで書いているのだ。
井上記者側から見た『「金権編集長」ザンゲ録』を出した山本氏については、ぜひ『マット界舞台裏』を読んでいただくとして・・・
ターザン山本を個人的に知っている人のブログ
■『「金権編集長」ザンゲ録』を出したことでターザン山本は死んだ
http://ameblo.jp/secondworks/entry-10566319232.html
そういや他に気になった、驚いたこと
・この本は口述筆記というか、しゃべりを構成したものだというが、構成しtた編集部の名前を出して欲しかった!
それがたぶん、宝島編集部で格闘技やプロレス本を手がけている「なぞの実力者X」だ。
・ターザンは自宅を競売に掛けられたとか、ワンルームマンションだとかいうがみなさん、
「現在の年収は500万円ていど」
なんだそうですよ 64歳で、月の収入が43万円
・・・・・・・・・十分じゃね?ま、異能の報酬って事です。この本の印税だって、今年はもちろん入ってくる。