INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

今週の上村幸治「インサイド中国」(サンデー毎日)

「中国指導部を直撃した「前原ショック」」
とにかく、今回の前原誠司民主党代表の「脅威」発言は中国政府を直撃したという。
対中外交を「対話と関与、そして抑止の両面」と語ったのが一番のポイントだという。
同時期の石原慎太郎の発言は想定の範囲だった(笑)が、前原は想定外で、その分衝撃も大きいという。

なぜなら、もう中国政府は小泉純一郎政権下での日中関係改善をあきらめ、次期首相、他の政治家ならば日中関係を改善できると考えていた。
ところが次の総理候補で浮上すしてきたのが安倍晋三。そして前原代表が「小泉首相よりさらに難しい相手として出てきた」、そしてそれは「自民、民主ではなく世代の問題。そして若い世代は中国に厳しく、親中国議員は退場していく」と感じ始めたからだ。

しかし上村氏は、それはいまだ軍権掌握ができていないコキントウ政権が強硬派から揺さぶられる材料になる(本音ではコキントウは日本との関係改善を模索しているのに)と懸念。

「前原さんの気持ちはわからないでもないが、結論を出すのはもう少し待ってもよかったのではないか」と締めくくっている。