週刊朝日は、お急ぎの方でも簡単にできる読書法がある。
東海林さだおの「あれも食いたいこれも食いたい」
船橋洋一の「世界ブリーフィング」
山藤章二の「ブラックアングル」
これだけに目を通せばいい。マジでそれ以上読む必要はない。
ただ、ショージ君はもはや名人芸で衰えようが無いし、船橋氏もコラムニストとして円熟期を迎えた(今週号は必読)が、山藤章二はなにしろロッキード事件以前からの選手、時事にビビッドに関わるのは体力を要するし、2回も連載中に阪神が優勝し消耗しつくしたし(笑)で、往年のパワーは無い。
それでも・・・・今週号をみると面白いですよ。
アイデアではなく(マンガとしての面白さはない)、そこで表明した「立場」がね。
実は、山藤氏をよく読むものにとっては以外でも何でもないのだが。
彼は全身「昔ながらの江戸っ子」の倫理観で裏打ちされた人なんだからね。
ただし、漠然と「朝日」をひとくくりにしている人は驚くはずだ。
本当は、本日は戴冠200年を記念し、ナポレオンとフランスについて書く予定だったのだが後にしよう。