INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

DJ.taikiがK-1勝利。狂気の死神はメジャーになれるか?

私はMMAの実力者・山本篤が一方的に敗れた試合のイメージもあり、渡辺有利を予想していたからDJのK-1進出は、フェザーの実力者の無駄遣いにしか見えなかった。
ところがふたを開けてみたら、おなじみ「ボクサー殺しのローキック」を徹底的に実施しての完勝。そろそろ渡辺もK-1にアジャストしてきたと思ったが、考えてみればキックのキャリアはDJのほうがおそらく試合数も年月も長いんですね。あと、体格差が予想以上にあった。以前魔裟斗が「MMAみたいな減量のやり方は考えられない」と言っていたけど、その差か?そえともDJがもともと階級の中で手足の長さが特異的なのか。
詳しい試合展開はTBSの必殺「2ラウンド消滅」が炸裂したこともあって、よく分からないのですけど。
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20100327#1269690005

「何かが起こる」と予言されていた2Rはなんとカット。何が起こるかと思ったら時が飛ばされるとは。

で、勝った直後にわたしはツイッターでこう書いた。

よかったよかった。DJ.taikiが一気にメジャーに。そしてあのブログをみんなが読む(爆笑)#k1max

そう、これを読みに来る。
http://love.ap.teacup.com/dabun/
あっ、そこのK-1のスポンサーさん、逃げないで。


・・・そういえば、うそのようなお話だが、
わたしの女性の知人がやっぱりテレビで見てDJ.taikiファンになったらしい。
そんで言ったお言葉がとってもすごくって、
DJ.taikiっていうんだから、オフの日にクラブでDJやってるんでしょ?そのお店に行ってみたいけど、どこのクラブか知ってる?格闘技詳しいんだから知ってるかもと思って」。


どうします、
どうしましょう。
「サンタなんていねーよ」「トナカイはいるけど」
と教えてあげるべきか。


メジャーになるというのは、こういうことなんだなと思い知った、すばらしい勘違いでした。

余談。夏目房之介氏が立派な格ヲタに。

タイトルそのまんま「K-1MAX」だしさぁ。
http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2010/03/k-1max.html

・・・昨夜のパーティでK-1のテレビがついていた。僕はなるべく観ないようにしていたが、たまに勝敗についてしゃべっている人がいる。僕みたいに集中して観たい人間は、中途半端に見てしまったり、結果を先に知ってしまうのは、ものすごく残念なのだ。できれば格闘技の日にパーティやるのは勘弁してほしいが、まあそうもいかないけどねー。

「消えた魔球」を出された90年代初頭は、同書によるとまったく興味ない、との話だったんだが、健康のための中国拳法実践と90年代のブーム、そして周囲の環境?(だって大槻ケンヂ夢枕獏いしかわじゅんと仕事で顔合わすんだものな)のせいで「格闘技の日にパーティは勘弁」とまで言い出すようになって感涙。
前も書いたが、それでもいまだに格闘技に興味が無い岡田斗司夫氏が、上のメンバーが集まったBSマンガ夜話で疎外感を感じるようになるのもわかるわ(笑)

前田破ったエスコベドに吉鷹弘が驚愕。宮田和幸が対戦希望

http://omasuki.blog122.fc2.com/
経由で

吉鷹

http://blog.livedoor.jp/sb11092000/archives/51448098.html

・・・右膝下すぐの内すね部分を狙い、見事に前田のバランスを崩させたコールの絶妙な技術。
これをあの場面でやるのだから、、、。
更にここから左ハイにつなげるとは、、、。
国内の打撃系を専門にする選手でいったい何人の選手が・・・

宮田

http://kazuyuki.jugem.jp/?eid=1846

WECからきたフェザーの選手、強かったからやってみたい。
スライド、スライドで待ち疲れてます…。

おお、宮田ならテイクダウンに持っていけばな。ただ今回はぜんぜん見せなかったけどエスコベド三角絞めが得意な、アメリカには珍しい下から極めファイターじゃないのか?それに宮田が対処できるか興味深い。

「学校の柔道事故」で被害者の会結成。その意見への賛否を越え、向き合うべき問題。

今月号のゴン格柔道特集はすごく面白い!!
あとで詳しくここでも書かせていただきたいと思います

GONG(ゴング)格闘技2010年5月号

GONG(ゴング)格闘技2010年5月号

だが、その時期に合わせたように・・・NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )でも紹介したが
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100328ddm041040109000c.html

柔道事故:部活の事故防止を 家族らが「被害者の会」

 学校の柔道部で練習中に死亡したり、後遺症を負った子供らの家族が27日、「全国柔道事故被害者の会」を設立した。柔道の死亡事故の発生率が高いとの調査もあり、会は「柔道は大切なスポーツだが、学校管理下の事故は原因の究明や責任の追及に大きな壁がある。被害者が連携し再発防止に取り組みたい」と話している。

 会長に選ばれた横浜市小林泰彦さん(63)の三男(20)は、市立中3年だった04年、柔道部の練習中に顧問教諭に絞め技などをかけられ、脳挫傷を負った。脳に重い障害が残り、教諭は傷害容疑で書類送検されたが、横浜地検は昨年、容疑不十分で不起訴処分・・・
(略)
 学校でのスポーツ事故を研究する愛知教育大の内田良講師(教育社会学)が調査したところ、98〜07年度の部活動による死亡事故発生確率(10万人当たり)は、中学校で柔道が2・259とトップ。野球やバスケットボールの0・287を大きく上回った。

 学習指導要領の改定で中学校の保健体育では、12年度から柔道などの武道が必修化される・・・(略)

この講師・内田良氏が研究をまとめた昨年末にも紹介している。
研究結果は
http://www.geocities.jp/rischool_blind/sports.html

さて、この研究の数字が正しいとして「10万人あたりの確率」や「絶対値」をどう”評価”するか、ということになる。柔道が、格闘技として安全面では最高度に考慮されたものだけれども、それでもリスクの高いスポーツであること、それは疑うまでも無い話だ。

問題はそのリスクをどう評価し、受け入れるべきかあるいはそうでないのかということなんだろう。それは事実というより価値観の問題だ。

ただ、2012年度から始まる必修化には、今回結成された団体の動きが大きくなって、その上でストップがかかる可能性は大きいかもしれない。なぜならスポーツ事故は「本人が望んだ上でのこと」であるから、それ以上の問題にならないという面が大きいからだ。私も実際、義務ではないが選択科目としての柔道をやり、たいへん楽しかったし学ぶところも大だった。その後もお遊びのようなぬるさながら、自腹で柔道をやったこともある。
だが、当然柔道なんか興味もやる気もない人だっているはずで、その人がいやいや柔道を学校でやらされ、低モチベーションから技術の習得も不十分な結果として重大な事故が起きたら、また変わってくるだろう。

また、なまぐさい話として、武道必修化は06-07年の安倍晋三政権によって決められた教育改革の一環であり、坊主憎けりゃなんとやらで(笑)、トータルに否定的な見方をする論調は強い。今回、被害者の会という情報発信基地ができたことで、いわゆる「アジェンダ・セッティング」がなされ、一気に否定に傾くということは大いにある話だ。そしてそれは「事業仕分け」にもつながっていくだろう。
なぜなら武道必修化は武道館、少なくとも畳−−−や剣道の防具などけっこう金がかかる。さらにいえば柔道・剣道のスキルがある教育者をあらたに雇い入れる必要がある学校もあるからだ。
いま、予算をどこからか削る必要に迫られている民主政権が、これに手をつけないのが本当に不思議なぐらいだ(笑)。


さて、柔道・武道推進側がこれに対してどういうロジックを組み立てていくか。
これはファイト&ライフやゴング格闘技が一緒になって考えていくべき話だと思う。kamiproは別にいい(笑)。
あとは、柔道内部から、鋭い論理を持つ山口香氏などがきちんと考えを語ってもらいたい。古賀とか吉田はムリだと思う(笑)。

あ、あと増田俊成氏と松原隆一郎氏にも力と知恵をお借りしないと危ないのではないか。
彼らが武道必修化をどう思っているのかはわからんけど。

あと、ここでの議論がめずらしく経験談の多い、生産的なものなので紹介したい
■【社会】部活動や授業で108人が死亡…「柔道事故被害者の会」発足、再発防止目指す
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1269703502/

文部省は武道必修化をこう説明している

http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1221013.htm

中学校武道の必修化


文部科学省では、平成20年3月28日に中学校学習指導要領の改訂を告示し、新学習指導要領では中学校保健体育において、武道を含めたすべての領域を必修とすることとしました。

武道は、武技、武術などから発生した我が国固有の文化であり、相手の動きに応じて、基本動作や基本となる技を身に付け、相手を攻撃したり相手の技を防御したりすることによって、勝敗を競い合う楽しさや喜びを味わうことができる運動です。また、武道に積極的に取り組むことを通して、武道の伝統的な考え方を理解し、相手を尊重して練習や試合ができるようにすることを重視する運動です。

まあ、こう書くしかないわな。
「相手の首が絞まってひゅうひゅういう音、腕の関節がバキバキと折れる音・・・たまんねぇえぜ!殺し合いに理屈はいらねぇ!生き残ったやつが正義さ!」
みたいな、エリア88ベトナム兵士みたいなことはいえない。
左の画像の人も、そう怒るな。

上にも多少関連。統計おもしろ話が、山本弘ブログなどで

上にも関係しているけど、統計の話ってのはこのブログの定番のようになっている。いろいろと調べて、結果がまとまっても、その因果関係や相関を論ずるときはけっこう論者にスタンスの違いもあり、けっこう素人から見ても突っ込みどころがある、という話は何度も書きました。
実はこのへんでけっこうネタをいろいろ仕入れているので、あとで披露したいのだが時間がないのでまず紹介したい。
http://hirorin.otaden.jp/e93569.html

・・・相関関係があっても因果関係のない例はいくらでもあるからだ。
 たとえば、トンデモさんの中には「日本人は肉を食べるようになったからガンが増えた」「肉食はガンの原因だ」と主張する人がいる。
 確かに日本人のガンは昔より増えているが、それは日本人がガンになりやすくなったことを意味しない。ここ数十年、医学の進歩によって多くの病気が治るようになり、日本人の平均寿命が大幅に延びた。つまり高齢者が増えた。高齢者ほどガンにかかりやすいから、ガン患者も増えているというだけだ。
 最近出たばかりの安斎育郎編著『これってホントに科学?』(かもがわ出版)には・・・(略)・・・子供向けのニセ科学警鐘本で、『水からの伝言』、血液型性格判断マイナスイオン、アポロ陰謀説、ID論などが扱われている。お子さまのおられる家庭におすすめ。

これってホントに科学?―ウソ?ホント?「ふしぎ」を科学しよう

これってホントに科学?―ウソ?ホント?「ふしぎ」を科学しよう

かもがわ出版。なんか聞いたことのある会社だなあ・・・ああ、あそこか。


もひとつ
『誤用される「プラセボ効果」』の誤用と「プラセボ効果」のそもそも論
http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100327

ここ1週間ぐらいはてなの人気記事に。おもしろし。

アマゾンの送料無料キャンペーン、今月末で終了。または「わたくしとアマゾン」

全品に拡大 無料配送キャンペーン
本1冊、ケーブル1本、重たい水1箱まで、Amazon.co.jpが販売、発送する全商品の通常配送料が注文代金にかかわらず下記の期間中無料に。「無料配送キャンペーン」では、2010年1月8日(金)0時00分から2010年3月31日(水)23時59分(日本時間)までに確定した、 Amazon.co.jpが販売、発送する全商品のご注文が対象となります。欲しいと思ったら、配送料を気にせず、すぐに注文してお手元に届く、便利なキャンペーンです。この機会に、Amazon.co.jpでのお買いものをお楽しみください。

以前から使ってた人が言うには初めての話でもないし、しばしば期間が延長される、とも聞くが、わたしはよっぽど必要に迫られるときじゃないとアマゾンは使わなかったが、今回こういうキャンペーンを知って、ちょっとずつ使い始めていった。
そのへんの経験談を込みで書いていきたいと思ったのだが、時間が無いので、ともかく「あと3日で終了ですねえ」とだけ書いておく。
自分も、この期間に買っておくべきものを考えておかないと。

椎名高志twitterに、次々とサンデー系漫画家がやってきたでござるのまき

https://twitter.com/Takashi_Shiina

以前、「少年サンデー黄金期は1990年代前半だと思う」という話をしたことがあったけど、そこでの主力部隊は「90年代マフィア」を結成して、今でも活躍していると同時にトキワ荘的な結束を感じさせていた(エッセイ漫画や編集後記などで分かる)。

@sanji3rd 昔は藤田さんが仕切ってバスツアーとか飲み会とかよくやりましたよ。バスが事故ったら雑誌がヤバいという(笑) 独身で同年配でないと難しいかも

藤田和日郎が仕切っていたのか、イメージどおりに。
そこで涙流しながら「今の少年犯罪は、熱い漫画を描けない俺たちのせいだよっ!」とか言ってたわけか(偏見)。

ま、それはそれとして、そのひと世代?前のゆうきまさみtwitterやってたのね。
https://twitter.com/masyuuki
これで形勢不利のSFの旗を高く掲げて、陣地を死守してくれている2作家がそろった。


だがその下の世代、ぜんぜん知らないことに気づいた。
彼らを知っている椎名氏が、感性がえらく若いんだなぁ。

でもこれだけ漫画家のツイッターも増えてくると、
個々にフォローするより、まとめていろいろ登録した結果を表示するページとかないですかね?
ここの右横の、議員ツイッターをまとめて表示するやつみたいな。
http://www.the-journal.jp/
無いなら、だれか作ると受けるかもしれないっすよ。

国松長官狙撃事件、あす時効か

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100301/dms1003011628006-n2.htm

・・・1995年、国松孝次警察庁長官(当時)が狙撃された事件は、3月30日の公訴時効(15年)成立まで・・・(略)・・・。オウム真理教による組織的犯行とみている警視庁は、2004年に殺人未遂容疑で逮捕、不起訴処分となった同庁元巡査長(44)を昨秋以降、決め手となる物証を欠いたまま再び任意で事情聴取。しかし局面を打開する供述はなく、状況証拠の積み上げによる捜査は“終幕”に近づきつつある。


撃つ者も 撃たるる者も 諸ともに 如露亦如電 応作如是観
大内義隆の辞世の句を改作。

撃つ者も 撃たるる者も 土器(かわらけ)よ くだけて後は もとの塊(つちくれ)
三浦義同の辞世の句を改作。