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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ノゲイラvsクートゥアWOWOW放送は月曜夜10時。ありゃりゃ公武堂TVとかぶるか。

まあ私は明日の夜、左目でWOWOWを見ながら、公武堂TVを右目で見てるよ。そして今日は格闘系ネットをこれから避ける。

http://www.wowow.co.jp/sports/ufc/
8月31日(月)よる10:00  9月7日(月)午前6:00

ゲスト:岡見勇信

UFC102のメインカードでは、現役選手でありながら「レジェンド」と称される“鉄人”ランディー・クートゥアと“柔術マジシャン”アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのヘビー級元王者同士のドリームマッチが行われる。

・・・“鉄人”ランディー・クートゥア。昨年11月のUFC91で、ヘビー級チャンピオンだったクートゥアは、挑戦者ブロック・レスナーと対戦。クートゥアは、経験を生かした金網テクニックで、14歳若く、体重で20kgも上回るレスナーに対抗したもののその強大なパワーに屈し、2ラウンドTKOで敗戦。王座から陥落した。
対するノゲイラは、卓越した柔術テクニックを武器に・・・・・・昨年12月のUFC92のメインイベントでは、フランク・ミアと対戦。激戦の末、TKO負けし、王座を手放しはしたが、依然、人気、実力共にトップクラスのファイターだ。

共に敗戦からの再起戦となる両者が、再び王者に返り咲くために、負けられないサバイバルマッチに臨む。

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いま見た限りでは、単なる記事の更新報告。面白くはない。

麻生太郎最後の日に、あの問題を最後に論じる。(野中広務関係・・・プラス記者問題)

政権交代前夜祭】
あとで書いておこうと思ったらずるずると遅れてしまった。そしてこれ以降、麻生の名前を見ることが急速に無くなっていくだろう。だから急いで書かないと。ああ小学校のころ、8月末はいつもこんなんだったよなあ(笑)。


さて書こうと思ったというのは、麻生太郎野中広務問題とでも称するべきもので・・・いちいち説明するのも面倒なので、過去記事のまとめリストを再度紹介する。

参考文献・参考サイト・当ブログ参考エントリ

【当ブログより】

■闇の魔王、闇に消える---「野中広務 差別と権力」を読む
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050515#p1

麻生太郎を日本の総理大臣にしてはならない。これが事実なら。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20051102#p4

■未来予想「野中広務小沢一郎によって復活する日」。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070818#p2

麻生太郎野中広務 麻生太郎野中広務
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070922#p4

■”麻生太郎の部落差別”説に「そんな事実はない」とするジャーナリストも(先週の週刊朝日など)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080923#p3

魚住昭野中広務 差別と権力」は結局のところどこまで信頼できるのか
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20081016#p4
麻生太郎野中広務ニューヨークタイムズ
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090121#p4


【他のサイトより】

■[政治][メディア]麻生部落差別発言問題週刊誌記事(ホドロフスキの記録帳)

http://d.hatena.ne.jp/Jodorowsky/20080921

■「主な登場人物」(ホドロフスキの記録帳、上の関連記事)

http://d.hatena.ne.jp/Jodorowsky/20080921#1221967320

ウィキペディア野中広務

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E4%B8%AD%E5%BA%83%E5%8B%99

■この問題に関する国会質疑( 第162回国会 総務委員会 第3号平成十七年二月二十二日(火曜日))

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/162/0094/16202220094003a.htm

大きなことを言うようですが、この問題に関する資料収集と分析では日本で10本だか20本だか50本の指に入るでしょう、当ブログは。
んで、これ以上の進展はあるかなー、多分ないだろうなあと思ってたら、こういう本が出た。

差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)

差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)

角川によると、30万部近く売れているとか。
http://www.news2u.net/releases/54663

6月に発売された野中広務氏(元・衆議院議員)と辛淑玉氏(人材育成コンサルタント)による共著『差別と日本人』が異例の売れ行きを示している。発売から2ヶ月で28万部を超えており、ベストセラーランキングで1位になる書店が多数見られ、大きな話題となっている。


この本の中では、当事者の野中広務が語っている。
それが引用してあるブログがあるから、そこから再引用しよう。
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-1838.html

野中 まだ麻生さんが総理になる前の、2001年4月の頃だったけれども、ある新聞社の記者が僕に手紙をくれたんです。手紙には、こんな内容のことが書かれていた。

麻生太郎が、3月12日の大勇会の会合で「野中やらAやらBは部落の人間だ。だからあんなのが総理になってどうするんだい。ワッハッハッハ」と笑っていた。これは聞き捨てならん話だと思ったので、先生に連絡しました>

 彼がそれを言ったとき、その輪の中に数名の政治家がいたらしいのだが、その1人が、今は国民新党にいる亀井久興(ひさおき)君だった。私自身が亀井君に確認したら、「残念ながらそのとおりでした」と。その発言の直後に河野洋平(こうの・ようへい)君が入ってきたらしいんだが、彼は、「その発言は聞いておりません」と言ったそうだ。

 僕も独自に事実確認しましたよ。河野さんに、「あなたはおらなかったけれども」と言いながら、麻生さんの発言を確認すると、「はあー」って言うて、知らないような様子だった。亀井君は自民党を離れているから、正直に言うてくれるだろうと思って聞いた。すると亀井君は、「そのとおりです」と。それ以外の2人については、まだ自民党の中にいるから、あえて言わないけれども。かわいそうだから。


古くから追っている人にとっては「野中氏は最初は『河野洋平君も言っている』という証言(週刊ポスト報道時)だったのが、その証言が変わってるなあ・・・」とかもさっと指摘できるのだが、野中氏自体ももう80歳だしな。このへんの枝葉は多少は本人もあいまいなのだろう。ただ、突っ込みどころである点は変わらない。

しかし。
そんなことより、もっともっともっと重大な点がある。伝聞、うわさの類としては伝わっていたが、あまり信じたくもない話であった。しかし、ここは枝葉というより根幹だから、野中氏の記憶の曖昧さは考える必要もない。

ある新聞社の記者が僕に手紙をくれたんです。手紙には、こんな内容のことが書かれていた。
麻生太郎が・・・(略、上参照)・・・これは聞き捨てならん話だと思ったので、先生に連絡しました>

諸君、残念ながら以下のことは事実であるらしい。

野中広務は、新聞社の記者から秘密の情報を得ていた。その記者は、記事にするべきニュース価値があることを記事にせず、(それも政敵情報を)こっそり、手紙を書いて政治家に教えていた。

麻生発言が事実かゆがんで伝わったものかは知らない。だが事実であってもなくても、私はなんとしても歴史法廷にこの記者を引っ張り出したい。もちろん証人席ではなく、被告席に座ってもらうのだが。
いつ聞いたか、どういう取材をしたか・・・それも知りたいが、なぜ一政治家に、秘密の情報を渡して済ませているのかね。

いや、今からでもいいや。
「野中先生に手紙を書いた『新聞社の記者』は私です」と名乗り出ていただきたい。
そしてその動機、記事ではなく手紙にした理由、そして事実関係についてたっぷり語ってください。
今、ここで呼び掛けておく。
今後、この問題は「麻生差別発言問題および新聞記者・野中密告問題」と呼称することも提案しておこう。

「対米交渉のすごい国」(産経新聞書評)

民主党政権の第一の問題は対米関係の再構築・・・・にはならないと思う(笑)。もっと目先の課題に振り回されていくことになるだろうからだ。
ただ、それの参考になるかならぬか、こういう本が出た。
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090801/bks0908010748003-n1.htm

【書評】『対米交渉のすごい国 カナダ、メキシコ、NZに学ぶ』櫻田大造著
2009.8.1 07:47
「対米交渉のすごい国」「対米交渉のすごい国」

 ■あらゆる交渉に応用可能

 もし政権交代が起きても、アメリカとのつきあい方は日本にとって最大の課題の一つだろう。オバマ政権のゆくえも、未知数だ。

 本書は、気鋭の国際政治学者の著者が歴史的交渉をひもとき、アメリカという強者に弱者が負けないための21の鉄則を紹介する。例えば、NOという場合でも大統領のメンツに配慮したり、アメリカの政治状況の変化に対応したりすることが大事−といった、ビジネスをはじめ、あらゆる交渉に応用可能な鉄則だ。

 以下、本書の魅力を3つに絞って紹介しよう。

 まず第1に、カナダ、メキシコ、ニュージーランド(NZ)の意外性。一般には、これら3カ国の印象は薄いかもしれない。だが、アメリカと比べると紛れもない「弱小国」でありながら、したたかに、しなやかにアメリカと渡り合ってきた「すごい国」なのだ。たとえば、この3カ国はみなアメリカの同盟国ないしは友好国ではあるが、イラク戦争を支持しなかった国でもある。

 第2に、日本の実力。しばしばアメリカの「属国」といわれるが、実は知らず知らずのうちにこの3カ国と同じ鉄則を用いて、アメリカから「国益」を守ってきた。例えば、北朝鮮問題だが、2003年9月17日の小泉純一郎首相の訪朝と日朝平壌宣言の舞台裏にも触れて、対米自主外交の事例として分析した。日本もアメリカに負けなかった!

 そして第3に、アメリカの知られざる弱点。弱小国の側から見ると、超大国の意外な「弱さ」が明らかになる。それが何かはご覧になってのお楽しみ。(光文社新書・840円)


・・・という書評を読んで、あるジョークを思い出した。(前に書いたっけ?)

南米に伝わるジョークといわれる

アメリカだったかどうだったか、ある国が国際紛争で各国共同の出兵を要請。その国にも協力をよびかけた。
出兵すべきか、せざるべきか。あるいは正面から反対すべきか、世論は割れた。
その時、同国の大使から暗号電が届いた。解読すると


「キ○○マ」。


閣議にその情報がもたらされると、閣僚は首をひねったが、大統領は破顔一笑してうなずいた。


「諸君、わが国は後方支援にとどめ、突入は他に任せる」。


・・・このブログの品格的にあれだったが、まあ一票の決断の材料になれば。(なるかよ)

本日、選挙番組。どれを見る?

たくさんあって、どれもいろいろとバラエティ的な工夫をしているが、個人的に進めるのはテレビ東京
というのはこの顔ぶれだ。

夜7時57分
http://www.tv-tokyo.co.jp/sousenkyo09/

● 総合キャスター : 小谷真生子池上彰
● 解説 : 田勢康弘
● サブキャスター : 大浜平太郎大江麻理子ほか
● 会議メンバー (五十音順)
伊藤元重猪瀬直樹姜尚中北川正恭榊原英資
塩川正十郎竹中平蔵田中均
ロバート・A・フェルドマン

自民党の敗北は必至の情勢だがいわゆる「小泉構造改革が失敗だったから、その政策を変えよう」という世論になってるのかというの世論の総体がそうなっているかははなはだ微妙だ(いまだに「総理にふさわしい人材」で小泉の順位があまり落ちない)。「構造改革が不十分だからだ」というような意見さえ存在する。


今回、猪瀬直樹竹中平蔵姜尚中榊原英資のブッキング、というかマッチメークに成功した。はてなには経済学的な視点から本やテレビに接する人も多いので、そういう人にとっても一番面白いものになるのでは。


多くの経済学系はてなブロガーにはぜひ見て欲しい。


もうひとつはおなじみ、愛川欽也パックインジャーナル

CSの朝日ニュースターね。「パックイン総選挙」

深夜0:00〜2:00
  

政界再編は?次のリーダーはこの国をどこに導くのか?
おなじみ「愛川欽也パックインジャーナル」の辛口メンバーが注目の総選挙を総まくり。
今後の政局動向に大胆に斬り込み議論します。

【司 会】
愛川欽也

【出 演】
山田厚史(朝日新聞シニアライター)、岩井奉信(日本大学教授)、
川村晃司テレビ朝日コメンテーター)、水島広子精神科医、元民主党衆議院議員)、
横尾和博(社会評論家)

田岡俊次元帥閣下は残念ながら出ない。ちょっと別の意味で興味ぶかい部分があるのだが、それはあとで

最後に、斎藤隆夫の詠んだ詩を紹介したい。

「反軍演説」で知られる斎藤隆夫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E9%9A%86%E5%A4%AB
8月28日、読売新聞に日本史研究家の磯田道史が書いたコラム「古今あちこち」によると、磯田氏がまだ学生(院生)時代の15年前、露天商から買った色紙が、


「第七十五帝国議会去感※ママ。註あり、記事の最後をご覧ください)・斎藤隆夫」と記されていたという。

第七十五帝国議会去感(※ママ)斎藤隆夫


吾が言は即ち是れ万人の声
褒貶毀誉は世評に委す
請う百年青史の上を看る事を
正邪曲直自ずから分明

磯田は言う。
「読んで涙が出てきた。斎藤は『百年後の歴史の上』をみて国を誤らぬよう命がけで自説を述べたのだ。自分は歴史家の卵だ。自分がきちんと歴史を書かねば正しいことをして不遇に終わった人物は犬死にになる、と思った。」


本日、これから投票に行くが、まだだれに投票しようか迷っている人もいるだろう。
だが、要は国の大事に及んでこういうことを言える政治家を選べばいいのである。

単純なんだか
めちゃくちゃ難しいんだか分からないアドバイスになってしまったが。

(別ページ https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20121111/p4 のコメント欄より)

大嶋

第七十五帝国議会「去感」
これは管理人の読みでしょうか? それとも磯田先生でしょうか?
いずれにしてもオリジナルをご覧になってますか? 色紙では確かに「去」に近いのですが、でも点がひとつ多くありませんか?
去感なんて言葉ありません。
これは「志感」です。「感ヲ志ルス」です。『三国志』の「志」と同じです。
齋藤隆夫先生に失礼ですのでご訂正ください。


id:gryphon

同書(2012年10月、初版)ではやはり「去感」ですね。「達筆すぎてすぐには判読できなかった」「…と読めた」などの記述もあります。実物を確かに見ていないので、仰る内容を確認できませんから、いま現在はコメントを記事に盛り込み注釈をつける形にさせていただきます。