いまは芸の披露というより
たんなる懐かしトークですが。
緊急速報!!PRIDE−FC WWが突然の解散!!(スポナビ報道)
まずは読みにいきなさい。
PRIDE運営事務所が突如解散 事業所閉鎖、スタッフ全員解雇
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20071004-00000024-spnavi-fight.html
コードネーム「ハゲタカは飛び立った」
詳細および感想は、日付が変わったらその日のエントリで。
魔裟斗は不朽の名誉とカリスマを得た…それゆえにK-1は滅びるのか、との不安
まあ、とにもかくにも、今週末のサンデーモーニングでは辛口のご意見番二人も、「天晴れやってください」間違いなし。見事でした。
私は魔裟斗も嫌いではないがブアーカオが好きだし、何しろTBSが困るのを見るのも好き(笑)なのでブアーカオを応援してたし、客観的に見ても彼の勝ちだろうと思っていた。ところが見事に勝利ですからね。つくづく日本に格闘技の賭け制度が無くてよかったよ。
決勝は棄権となったが、ここで彼を批判する愚か者はいないだろう。
間違いなく、魔裟斗はこの大会で価値を高めた。最高に。
さて、価値を高めたからこそ。
魔裟斗側に立ってみればどうだろう?
俳優、芸能活動は、彼にとってはミーハーな憧れ程度ではない。「引退後、人生を踏み外していくような選手を見てきた。自分がそうならないように、選手の後で自分が生き、輝けるのは俳優しか絶対にありえない」とがっちり思って目標にしていると何度も言っていた。
ブアーカオに五分五分の環境で闘い勝利したのは、優勝は出来なくても充実感があろうし、正直この後アンディ・サワーと五分五分でのワンマッチや、ブアーカオとの再戦が組まれたら、勝てるかどうかというと・・・ねえ。
それに今回の大会に向けての練習は、やっぱりそうとう厳しかったらしい。
つまり、魔裟斗の立場で見てみれば・・・今回の大会で引退するという選択肢も十分考えられるんじゃないか?ということ。タイミングも実績も試合数も年齢(28歳)も、まだまだやれるとはいえ、ここで引退したってそこで引き止めるようなものは何も無いはず。
そして、魔裟斗が今やめたら、K-1MAXは正直厳しいでしょう。
まあこれは砂上の楼閣の理論であって、魔裟斗が「来年の優勝目指してまた頑張りますよ」といえばそれで丸く済む話。他の世界王者らと闘わせるのはまた酷だが、ワンマッチレベルのメインイベントなら、まだ佐藤嘉洋vs魔裟斗の日本頂上対決?だってあるのだ。
だからホントは魔裟斗の今後に向けてのコメント待ちですよね。彼の試合が見たいかどうかとは別に、ジャンルの一大事ですので、注目したい。
【追記】やめないと明言したそうです。
http://www.k-1.co.jp/database/20071003rslt.html
練習の再開は…まだ考えていないですね。しばらくは足が痛いからムリでしょう。でも、谷川さんに大晦日は出るって言っちゃたし、どうしようかな(笑)。俺、辞めないですよ。いぶし銀な男を目指すんで(笑)。
これがブアーカオの言う「マサトは精神面で変わった」という一面でもあるんでしょうか。
視聴率は?
役不足の選手が多く、視聴率がいまいちだったワールドGPの汚名挽回が至上命題のスポーツ競技K-1。
いくつ間違いのある文章でしょうか。
とってつけたように付け加えるが、大会自体は本当にいい興行だったと思う。
あとは大衆の「集団知」が、今回の興行は面白かったよとかぎつけて、いい視聴率だったことを願うばかりだ。
いい試合、スリリングな展開を見せれば視聴率は絶対ついて来るんだよ。
「いいや、優勝争いがもつれにもつれても視聴率は取れないもんだよ」
「はっ、あなたは原●徳監督?」
また、ブログ視聴率つーか言及率つーのか、よく分からんがそれもかなりのもの。
このブログの左側で、上位に上がっているタイトル(午前1時半現在)や、
http://nhbnews.mond.jp/nhbnews/bloglink.html
の10月3日付、4日付を見て御覧なさい。
破綻して捜査のメスが入った「円天」は、新日本プロレスと無関係では無かったらしい
なんか変な揉め事があったよね、ぐらいの記憶しかなく、当然固有名詞も頭に無かったが更新されていたはてなの「2ch系プロレス」でエントリが。
http://d.hatena.ne.jp/furu_ringo/searchdiary?word=%2a%5b%b1%df%c5%b7%5d
を参照のこと。
「ショーグンは脳挫傷を負った」との噂広まる・・・シュートボクセは否定
本人のチームが否定しているし、「噂」だからそういう扱いでで今は見送るけれども、そういう噂があったということは報告しておきます。
http://gr2si.exblog.jp/6566829/
経由で
http://www.mmaweekly.com/absolutenm/templates/dailynews.asp?articleid=4766&zoneid=13
- SHOGUN NOT INJURED, NO EXCUSES
Monday, September 24, 2007 - by Ken Pishna - MMAWeekly.com
Despite the widespread rumors to the contrary, Mauricio “Shogun” Rua has not suffered a serious brain injury. In fact, he is getting ready to head back home to Brazil.
「主催者側発表」に関する雑話(※2007年の文章です)
沖縄で、教科書問題に関して開かれた先日の集会で、「参加者11万人」という発表に、そんなに大きくないはずだなんだという議論が行われているらしい。
沖縄の真実の数がどうとかこうとか言う前の、一般的な基礎情報をおさらいしておきますね。
あ、あととりあえず格闘技興行の観客動員数はひとまずおく(笑)。政治集会ね。
主催者側発表は水増しするのがデフォルト
そういうものなのよ。政治集会は動員数を誇示するものだから、どうしてもそうなっちゃう。
これは右左問わずだ。だから沖縄集会の主張に批判的な側が、今回に限って問題視するとしたら、後述の話ではない限りはダブルスタンダードと言えるかもしれない。
そもそも人数のカウント方法は正確でないし、数えてないかも。
ああいう場は特にね。もぎり券がある興行じゃないんだから。動員をかけた組織の母数とか、この広さの会場が8割だからXX人だ、とか配ったうちわやパンフの減り具合とかで。
新聞は基本的に(主催者発表)
これは極端にいえば「嘘かもしれないけどそこはそういってるよ」ってことだから。
警察発表
というのも昔はあったような。え、今もあるだろって?
いや、
こっから先はたぶん新情報だが、どうも今、「警察発表」というのは押しなべて出さないようなんだよ。
調べてない、という意味じゃない。公式に「警察発表 XXX人」という集会参加者数は言わなくなっているみたいなんだ。
これはもともと、交通整理やら何やらで必要だから数を数えているだけで、それをへたに発表すると、ほぼ間違いなく主催者側と乖離する。そうなると余計な火種になるから、ということのようだ。
まあ警察は県ごとに分かれていて、トップも頻繁に交代するから、それによって態度も変わってくるかもしれないが、俺の知る限りではどうも警察発表はでていないっぽいんだよな。求むさらなる情報。
正月の人手なんかは警察庁は発表しているか。
http://j.peopledaily.com.cn/2005/01/05/jp20050105_46594.html
ちなみに警察と主催者発表の数の信頼性の差について
ソースが古くてすまんが、朝日ジャーナルに掲載され、後に呉智英「バカにつける薬」に掲載された情報から。80年代の話だね。
呉智英の経験からいうと、参加者の数の主催者側発表は「少なくとも4割、5割、多いときは50割、60割増しも珍しいことではなかった」そうである。(彼の直接経験したのは60年代半ばから70年代。)
1984年の原子力空母寄航反対集会は「いずれも係数をかけたように警察側発表の2.5倍だ」と呉智英は皮肉っている。
んで、朝日ジャーナル編集部はこの呉智英の寄稿を受け、「警察や主催者はどうやって調べているのか」をしらべたそうな。
「総評国民運動部」は、前述のカウント法の話題でで少し触れた話と被るが、たとえば東京の明治公園がいっぱいならXX人。今日はその何割だから■■人、というような割り出し方と単産が事前にまとめる基礎動員数(割り当てとか、この組合は何人だから何人が来るはず)というところから割り出すのだそうな。
警視庁警備部のほうは。
「計数器で一人一人数えています。デモとかの時、交通整理の必要があるからです。」
「主催者がどんな発表をしようと向こうの勝手ですが、計数器を持った人などみたことありませんね」
と自信と皮肉たっぷりに言っていて、これを比べるだけだとやっぱり警察のほうが測定の動機、手段ともより正確に近いのかな、とは感じる。ただし、計数器といっても何人で数えているかは秘密だった。抜き取りというか部分調査からの推測なのだろう。
ただ、今は上空からの写真を自動的に計算してくれるコンピュータソフトなどもあるそうだが。
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誇張にも程度がある。今回はどのくらいか。
主催者側がやや多目なのは不文律として、それでも今回の沖縄集会は「数が11万人」というのが一番の目玉だった部分もあるので、そこで常識はずれに大きく誇張していたら問題ではある。
だがまあ、一般的にいうと最近の沖縄では一番大規模な集会だったんじゃないかしら。そのへんから数字がひとり歩きし始めたというか。
しかし、これが半分であってもかなり大きい集会でそうに。
こういうのは「渋滞学」の出番でもあったかもしれない。
【追記】いま偶然「人気ブックマーク」みたら、関連で
http://d.hatena.ne.jp/ono_matope/20071003#1191442500
が人気があった。
彼が武器にしているのはgoogleMAP。
テクノロジーの進歩は、だれでも一昔前の警察以上の技術的手段を平等に与えている。
おそろしくもあり頼もしくもあり。
【後記】このテーマ、
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20071009#p3
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080901/p5
に続きます
【追記】
2012年6月のtwitterから、ジャーナリスト談
https://twitter.com/ishiitakaaki/status/216390043693096961
石井孝明@ishiitakaaki
デモ取材(といっても3−4回ですが)の経験から。主催者発表は、たいてい5〜8倍ぐらいに。(10倍まではいかない)警察は、写真チェックで割り出すらしいので、それほど外れませんがやや多め。大阪の橋下氏が撤退したので、昨日デモで数千人が集まったのは意外でした。
警察は写真でも人数を確認??
2012年6月22日のデモを主催者側で数えた人?談
https://twitter.com/#!/Johnpot_B (2012年6月23日の複数ツイート)
Johnpot Barnathort@Johnpot_B
数えた俺に直接誰も聞きに来ない。俺/警察がどう数えて何故開くのか教えられるのに
帰宅。数の開きはなんなんだ?ってとこですよね。これは計測の対象がそもそも違うことによります。
主催発表の参加者数については私のツィートを遡っていただければご理解願えると思いますすが、現場で行動に参加したすべての人が余すとこなく計上される参加総数でカウント、発表するように努めています
そして警察発表の人数ですが、そちらは列に並ぶ人の最大値を測ることにしていると各所で聞き、また私自身も現場で人数計測中の警察官の後ろを歩く際に、カウンターが押される数とその場にいる参加人数との比較で複数回、複数のデモ・直接行動の現場で確認しています。
各々計測対象が違うことは、デモ・直接行動主催者と警察では必要な情報が違うのだから当然でもありますね。人数の開きの主因がこれであることについては「この前の(発表)多すぎるよ」と言われ「数え方違うじゃん」返すと「まあね」かえってきます。
細かい話もけっこうありますがごめんなさい、眠すぎるのでまた今度
「祭りの人出、どうやって数えるの?」という記事が、朝日新聞サイトの2008年8月26日付けにありました。記事が消えるのを防ぐため
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120621/p1
に転載。