INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

PRIDE武士道、どうだったか

http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/20050925#p1
http://d.hatena.ne.jp/Ryo1976/20050925/1127649190
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20050925
http://www.burningspirit.com/
http://d.hatena.ne.jp/the_saintK/20050925/1127666009


結果については ○ミ\(・_・ )トゥ ←丸投げ。


というところで、いろいろと感想

名勝負

いうまでもなく、五味隆典vs川尻達也のこと。
格闘技において・・いや格闘技じゃなくても、今までに実績を積み上げた両者がいよいよ始めてあいまみえることになり「名勝負、大一番になる!」と期待されていたら実際にはしょぼかった・・・・・というのはよくあることですよね。

しかし、今回の五味と川尻は、期待にたがわぬ大熱戦、伝説の名勝負を展開してくれたということで、もはや結果はどうでもよしでしょ。ここをまずクリアしてくれたことに感謝したい。川尻も、いくらだって今後のチャンスはあるのだ。
相変わらず試合は、総合が総合であるゆえに、互いの全ての選択肢を打ち消す・・・いわゆる「引き算の進化」によってOFGのボクシングになるというもので、その中での豪快な攻防の末に、少しずつ相手の力を削り取った五味が最後に勝利を掴んだ。
川尻自体は、パウンドも狙ったのだろうけどTDをすべて防いだ以上、なかなか難しい。


五味はどちらかというと、依然好きではないファイターだけれども、それと認める認めないは別の話で、これを認めなかったら何を認めろというのだ。


復活

桜井"マッハ"速人のこと、言うまでもなく。
結局、ほとんどの人が決勝進出を想定していなかったぽいからね。
内容だけを純粋に見るなら、ヨアキム・ハンセンvsマッハも最後までどっちに転ぶか分からない大シーソーゲームで、そこで最後に勝ちをもぎ取ったのも大きい。

その前のウェルター級トーナメントが、あまりにも順当とはいえムリーロ・ブスタマンチvsダン・ヘンダーソンという結果になったので、俺もちょっと榊原信行社長に感情移入してしまい(笑。選手に感情移入するならまだ分かるが)「おいおい、ここでライトもルイス・アゼレードvsヨアキム・ハンセンだったらさすがにどないすんの?」とブルーになってたからな。そこで勝ったというのがすごい。蹴りも今回残った両階級の4人の中で一番生かせるし。
つうか、今までの83kg級での苦闘って、本当に必要だったんだろうか。
本人は「あれがあるから今、強くなれた」っていってるけどさ。


惨敗

「えー、第59回『初参戦でコケちゃったけど、ホントの実力はあんなもんじゃないです、もう一回チャンスください会議』を始めます」

「今回、あらたにメンバーが加わりましたので」


・・・・・というわけで小谷直之須田匡昇は残念でした。
今後は前田吉朗ヴォルク・アターエフがそうであったようにZSTやDEEPで実績を再度積み上げるしかないけど、ちょっと目先を変えて小谷がDEEP、須田がZSTちうのはどうかな。
いや単なる思いつきッス。
それから小谷直之の煽りビデオは、ちょっと外したな。漫画喫茶のネタ、横井宏考でもうやってるじゃん。

この人こそ「すべピカ」CMに

チャールズ"クレイジーホース"ベネットのことです、言うまでもなく。
ヒゲと長髪を切ったら、とたんにかわいらしい顔になっちゃった(笑)。誰かに似ているという気もするんだが、心当たり無いだろうか?
というわけで試合は順当に、三島☆ド根性ノ助が「狂馬銀行」の前田預金も全部下ろして完勝。だけどスタンドでは見せ場をちゃんと作ったので、打撃は一流、寝技三流という、最初から言われた通りの人間であったと。前田はなんで打撃勝負したんだ・・・

ということで、今後は相手もスタンドが大好きな、例えばジェンス・パルヴァーとやるとか、もしくはDEEPへ行ったり、パンクラスで再戦したりとそれなりに仕事はあるでしょうね。
ただし、足の怪我はけっこう重かったようにも見える。


郷野聡寛美濃輪育久

これ、後知恵だけれども山組失敗したんとちゃうか?
準決勝で郷野vs美濃輪、ブスタマンチvsダンヘンだったら、決勝に確実に日本人が残ったわけで万々歳だった。美濃輪と郷野にはパンクラス時代から遡る因縁もあることだし。
まあ実際に、リアルに頂上決戦をグランド・デザインするなら今回の回答が正解なわけで、どっちを支持するかはその人次第ではあるな。

郷野も美濃輪も、準決勝を批判するつもりは毛頭なし。
二人ともポテンシャルを十二分に発揮した。発揮して、なおかつああなるのは実際のとこ避けられないでしょう。はっきり言って、ああいう結果を回避したいのなら「ダンヘンをそもそも呼ばない」という手しかない(本人がミドル級でやりたいという意志が強く・・・とか)。

あとは美濃輪や郷野が、等身大の姿であっても人気が出て定着するのか、というこれも観客次第。

郷野vsダンヘンあとひとつ。

最後のラッシュは、正確なパンチがヒットしたというより、とにかくサップ流に無茶苦茶に振り回して郷野の”華麗”?なガードを破った、という気がしたんだがどうなのかな?
途中はかなりいい展開もあったのだが、結局ああいうのには最終的に対応できないのだろうか?
まあやるほうもよっぽどの体力が必要なんだろうけど。


(続く)

朝日新聞全社員集会

月刊誌「Will」の花田編集長が産経新聞のコラムで書いていたが、週刊文春週刊新潮で特特集され「社長は退陣すべきでは」「NHKには謝罪の必要がある」などの発言も出たという朝日新聞集会の議事録を、Will誌も入手したという。
で、全文掲載を企画したが月刊誌の悲しさで、週刊誌に大方の内容は書かれたので企画を見送ったということである。
へー、でも正確な全記録は見たかったな。
残念ながら、無数あるブログでも、まだこれを入手できたという所は無いようで、このへんは既存メディアにまだまだ一日の長がありか。
勝谷誠彦氏も、日記では「すでに入手した」と言ってたけど・・・・・

呉智英が、中島みゆきをあらためて語る(週刊朝日)

次の号が発売される直前での報告で申し訳ない。
かなりの長文で原稿を書いてますよ。
内容も面白いのだが、それはまたあとで (続く)



(上の続き)
今回、呉智英中島みゆき論を寄せたのは、彼女が「わかれうた」を書いてデビューしてから今月でちょうど30年だからだそうだ。
呉智英は、なぜか中島みゆきに「実力派だけどマイナー」というイメージがあることに関し、意外な事実を指摘する
・彼女は4曲ものミリオンセラーがある
(「地上の星」「浅い眠り」「空と君のあいだに」「旅人のうた」)
・70年代、80年代、90年代、00年代すべてでヒットチャート1位がある
(上記曲に「わかれうた」と、あと一曲。忘れた)


それなのになぜ、マイナーイメージがあるかというと、その訴える力があたかも「私一人のための歌」のように感じさせるからではないか、と呉智英は推測する。

また、彼女の歌の魅力として、平易で普通ではイメージを喚起させない場面やものを、逆にドラマチックな場に一変させて歌えるからだと、彼は「蕎麦屋」をひいて語る。プロジェクトXのテーマ「地上の星」も、考えてみれば実直に勤勉に社会を支える技術者への讃歌は今まで無かったではないか・・・

提供曲の話では、研ナオコが一番、彼女の提供曲を自分の歌として歌っているので、中島みゆきが自分で歌うバージョンと聞きくらべを薦めている。

ああ、ちょっと聴きなおしてみたくなったな。
パソコンの中のMP3を、これから聴いてみよう。

この項、さらに明日に続く。
もう、週刊朝日は明日、次号が出てしまうが、大抵の図書館にはあるし、おそらく呉智英の新刊には収録されると思うので(そういえば、彼の新著はいつ出るんだ)一応埋もれるということはないはず。

「のまネコ」と「のまタコ」

http://magic3.net/item/415
から発展した問題が、
http://2ch.net/nomatako/

となりました。これは「ジョークによって真面目に反撃する」という点で、特筆すべき面白さを備えている。
私の提案としては、この種の著作権や大企業vsインターネットという話題は日本だけの問題に留まらないので、だれかが英文にして、海外メディア(日本支局)にリリースするとさらに面白いんじゃないか。
彼らはエイベックスに対して全く遠慮する心配はないし、なんといってもこの、のまタコが「オチ」となるなら、本当に普遍的に「クールでファンキーなことやってくれるぜ!」という喝采を浴びるのはどちらか、言わずもがなだ。
だれかがやってくれないかな。

一日2回の更新を目指します。

日付が変わるまで待つと、大抵疲れで眠くなって論理的な文章が書けない(本当にそのせいか?)し、朝は時間に制限がある。
だもんで、朝(日付変更直後)と夜にエントリーをしたいのだが、その際には、午前中に一回読んだ人が前日付にもう一回目を通してくださる必要がある。
そのへん、よろしくお願いします。

K-1GP決勝、セーム・シュルトvsレイ・セフォー。チェ・ホンマンは王者と

http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20050926#1127662053

勝戦トーナメント第1試合
レミー・ボンヤスキーvs チェ・ホンマン

勝戦トーナメント第2試合
レイ・セフォーvs セーム・シュルト

勝戦トーナメント第3試合
ジェロム・レ・バンナ vs ピーター・アーツ

勝戦トーナメント第4試合
武蔵 vs ルスラン・カラエフ


チェ・ホンマンvsセーム・シュルトの大巨人対決は、共に準々決勝を勝利すれば実現する。うーん我らがシュルトさんの当面の敵は、相手を有利・不利に並べたらどちらかと言えば苦手なほうに位置すると思う。でもここは何とか勝って欲しいところです。
おそらく夢かなわずレミー・ボンヤスキーが勝ちあがっているが、実は一度巨神兵はフライングマンに完勝しているのですね。
さあ決勝は。

山口組が組長交替、東京本格進出へ

と、9/25の毎日新聞が伝えている。指定暴力団国粋会を、9/7に吸収したのだという。
東京ではこれで稲川会を抜き、住吉会、極東会に続き3番目の勢力になるという。
旧国粋会は、銀座、渋谷、六本木などが縄張りだったという。
芸能というか、興行はどこが仕切るのでしょうかね?