という情報を寄せられた当方は、サブスクのコミックDaysを確認した。
正直最近の少年マガジンは(個人の感想ですが)穫れ高がモズクガニの肉より少なく、ほんの数本しか読んでない。はじめの一歩の再開はまだまだ無いようだし・・・・・
まずデータ記載
週刊少年マガジン2026年36・37号
生徒会にも穴はある! むちまろ 180話
コミックDAYS内での単独掲載や無料化はまだ先のようですね。
comic-days.com
自分も「げんしけん」その他で経験を積んだから文脈がわかるようになったぞ(笑)
180話はこういうことらしい
・2人の男性高校生(メガネの人が生徒会っぽいね)が、相互に悪態やからかいをしている。

・それを横目で見て、実在する彼らを登場人物とした、いわゆる「ナマモノBL」を描く女性の同級生の友人。それがバレる。


・バレた彼女は「想像してるだけ!それを貴方たちが勝手に読んだだけ!!何が悪いの?」と”開き直る”
生徒会にも穴はある 想像しているだけなのでナマモノBLは無罪? 「私が思ってるだけで 誰にも見せてないし…」「なんか 思想信条の自由に 反してるっていうか…」
「そうじゃん! 思っただけで 何が悪いん ですかぁ〜!?」
「自分たちだって、頭の中で勝手な想像とかして楽しんでる時くらいあるでしょ!?」
「ちなみに 勝手に見たのは お前らだからんな!? 後輩のくせに!」
ショートギャグ漫画である作品(たぶんそうだと思う)の性質上、話はこのドタバタで終わるのだけど、
本質的な法哲学的問いとしては、これはたしかにいいところを衝いた指摘だと言わざるを得ない。
だが、世の中には「BL論壇」というものはいろいろとあって、そのへんでも検討はされているんだろうな。それを知らない車輪の再発明、になるかもしれないが・・・
マガジンがいれば、サンデーがいる!の50年の競合・共闘関係とはすごいもので・・・・・・
ちょうどネット連載の「史上最強の弟子ケンイチ2」でも、同じテーマがおまけ漫画的番外編で描かれている。別のテーマでこれを紹介した。
おまけ漫画「夏の幻…」 / 史上最強の弟子ケンイチ2〜達人編〜 - 松江名俊 | サンデーうぇぶり
サムネイルは表示させない(笑)が、こんなコマとセリフがある
史上最強の弟子ケンイチ2 心の中までは縛れない そうね、たとえどんなに時代が人を締め付けても…
心の中までは縛れないね!!縛れないねええええええええ!!!
ちなみに歴史をたどれば「げんしけん」では描く側、描かれる側もともに大きな心の傷を負った。
時代の変化・・・ではなく、作品のアプローチ、リアリティラインの違いだろうけどさ。
8巻冒頭だから、いろんなところでちょっとだけためしよみができますよ

一方で、最近のトピックは複数の新たな補助線を引いた。それは「ディープフェイク」と「開戦前夜」、そして「AI○○(個人名)」である。
飯村氏は、6月中旬に『総力戦研究所の真実――歴史の法廷に立つNHK』(筑摩書房)というタイトルでNHKに対する“告発本”を出版し、その憤慨を綴っていた。
「筑摩書房の公式サイトでは書影の帯に《史実歪曲ドラマはこうしてつくられた》と大きく記され、同書の内容については《総力戦研究所所長・飯村穣を卑劣な人間として描いた史実歪曲ドラマはなぜ作られたのか。NHKと映画監督の制作姿勢を告発し、研究所の机上演習の真の姿に迫る》という紹介がなされています。
本書では、第1章から第3章に至るまで今回の事件に関する経緯がドキュメンタリー形式で詳細に記されているほか、豊富な資料に基づいて祖父の真実の姿が描き出されているようです。同サイトに公開された目次によると、第4章の最終節は《NHKは責任逃れのため、雲隠れをしている》という見出しが付けられており、公共放送を担うはずのNHKの無責任さと歴史の歪曲を強く非難しているといいます。
news.yahoo.co.jp
kaisenzenya.com
訴訟の原告は、本作を「故人(原告の祖父である飯村穣氏)の名誉毀損」「歴史捏造」「史実歪曲」等の強い表現で批判しています。また、原告は本作の公開阻止を繰り返し公言し、試写会においても、会場前の公道にて拡声器を用いた演説等を行っております。しかしながら、これまで重ねて説明させていただいているとおり、本作に飯村穣氏は登場しません。原告は、作中の「板倉大道少将」が飯村穣氏であると断定しておりますが、板倉大道は創作された人物であり、飯村穣氏とは、名前も外見も階級も異なります。本作の公開により、故人である飯村穣氏の名誉が毀損されたり、原告の敬愛追慕の情が侵害されたりすることはないと考えております。
また、限られた史料や記録を基に当時の人々の声や人生に思いを巡らせ物語を創作することは、歴史を題材としたフィクション作品の通常のアプローチであり、そこにこそフィクションとしての価値があると考えます。史料や記録に基づくフィクション作品を通じて歴史を解釈し、批評的に描くことは、「歴史捏造」や「史実の歪曲」を意味しません。
m-dojo.hatenadiary.com
m-dojo.hatenadiary.com
このエピソードを以前紹介したことがあるが、それは「AI美空ひばり」に関する話題だった。
↑ぶっちゃけ、この過去記事で、かなりの部分は言い尽くしているので、これを読んでもらうと理解が早いと思う。
その一文
『というか、誰かが誰かを物語化、キャラ化するのは原則的に自由で、ごく例外として肖像権や名誉毀損などがあるのだよ。その原則に従えばいいだけ』
他の例として
・宮崎駿「風立ちぬ」での、一応「実在人物」のキャラクターの言動
・大川隆法の実在人物の「霊言」
も、挙げており枡。設計で大切なのはセンスだ センスは時代を先駆ける。
— カイパー (@Kuiper61) 2020年7月18日
技術はその後についてくるんだ。
by カプローニ / 風立ちぬ pic.twitter.com/b2TEC8SCwT賭け麻雀を認めた黒川検事長。
— タカシ (@taquasee87) 2020年5月21日
しかし、5月17日に幸福の科学創始者大川隆法総裁は霊言で大絶賛してしまっていた。
黒川霊曰く、「自分の正義感に触れた場合に許さないものは許さない」
大川隆法総裁曰く、「黒川検事長は男として立派な人である。検事の本懐を、彼は忘れる事はあるまい」 pic.twitter.com/Rh0iVprwYR
そう、遺族さえ納得してりゃー「風立ちぬ」は許されんのか、とも問える。
警察庁によると、18歳未満を対象とした性的ディープフェイクの被害件数は、1月から6月までで123件に上り、前年同期比で倍増している。韓国では2024年に法律が改正され、性的ディープフェイク画像の生成・所持・閲覧だけでも罪に問われるようになった。一方、日本には性的ディープフェイクそのものを規制する法律はなく、個人で作成・所持するだけでは罰則がない状態が続いている。
『ABEMA Prime』では、性的ディープフェイクの違法の線引き、作成の実態、海外との違いについて考えた。
(略)
韓国が2024年に性的ディープフェイクの生成・所持・閲覧を罰則の対象とした点について、おすしスキー氏は法規制と技術活用のバランスに言及する。「ディープフェイク技術は、個人がプライバシーを守るために顔を変えてネットに出るという“自衛”にも使える。表現の自由や犯罪から身を守る観点からも、こうした技術の必要性はある」と語る。
ただし、他人の画像を性的に加工する行為に対してアナウンサーの吉川美代子氏は「自分の性的快楽のために他人の画像を性的に加工するのはやはりダメだ。道徳心だけに頼るのではなく、法的に明確な線引きをしておくべきだ」と意見を示した。山下氏は「作ることや持つことに罰則があってほしい。まず作らないことを考えてもらいたい」
news.yahoo.co.jp
DEEPフェイクについては「あまりにも似すぎているものが作れることによって、質が異なってくる」可能性もある。

「特定の政治家が(実際には言ってないけど)その人物、政策的にいかにも言いそうなことをパロディとして描く」
という本質面ではいしいひさいちも、ディープフェイクで作った政治家ダンス画像も同じかもだが
「あまりに似ていて、本当のことだと思わせてしまう」ということを法的な意味合いに置いて特別の意味を持たせ、それを裁くというルートは、現行法的にはたぶん存在しないが可能だろうとは思う。
声優もモノマネは規制されないが、声優に似せた声のAI作成は今後規制されるのだろうからね。
ただその時は、冒頭に挙げたようなナマモノのBL漫画や小説はどうなるのか?
どうなるんだろうね。
「性的」かどうかという部分で分けるなら、現在、盗撮というのは、「性的な姿態」の撮影であって、たとえば町で有名人を見かけたから無断でパシャリ、とかは法的には違法ではない筈で・・・・・・・
また、冒頭漫画では「自分は作っただけで見せていない、お前らが勝手に見た」
だが、そもそもディープフェイクポルノは「『見せて』はいけない」のか「『創って』はいけない」のか、という話にもなる。
このへんは合わせ技になっていることもあり、足したり引いたりです。
最後に
この記事へのセルフブクマ、なんかいいこと言ってたんで自分でメモしておく(笑)
本質を突き詰めると「物語」は本来ただのウソ、虚構であり現実世界には、少なくとも直接的には影響をしない…という枠組みで近代の法の大枠は作られてるけど、実際はそうでもないからぎくしゃく、ってことなのかも。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4697225868478013890/comment/gryphon
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