古谷氏が新作を発表するというので、雑誌に載った木尾士目氏の応援のイラスト
読みにくいならクリックして「オリジナルサイズで見る」から見てください。
「キャラ造形が似ているのはあとで気づいた」
「だけど『関係性』はもとから企画してモデルにした」と。
じつは自分は「稲中卓球部」を読んでいないので、これがどの程度似ているのかとかさっぱり検証できない。
だれかしてください。
しかし、実力あるプロ作家の大ヒット作品でも、こういう例はあるということ、
しかも描いてる当人もあとになって気づいたこと(笑)
それは別に問題になるものではないこと………
などなどがわかって面白いよね。
自分は、「関係性」、さらには「関係性萌え」という概念を最近知ったので非常に感心し、何度か記事にしている。
文学者の「関係性」に焦点を当て、再構成した作品が増えたような(「関係性萌え」?) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151125/p3
新概念、新語の「ブロマンス」に実に感心。これが概念の面白さ。邦訳は…「兄弟仁義?」 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151031/p2
「人物の関係性重視」からBLを再論…そして浅羽通明氏と「どっちがBL向きの青空文庫作品か」対決(笑) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140104/p4
とくに今回の「げんしけん/稲中」のように『人間関係』ってのは、非常に重要だけど、性質上、他の作品からそっくり拝借しても『盗作』にはなりようがないと思うんですよね。
そういう関係ってあるのでしょうか。
ジャイアント・キリングに似た感じのSF?があるらしい〜人間関係の移植による翻案について - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150716/p2
そこでも
自分は、以前
「ジャイアント馬場とアントニオ猪木の『人間関係』を、家電やゲーム会社に置き換えたらけっこうエキサイティングな物語になるんじゃないか?」と考えたことがありました。
片方は、堅実で技術力の高いものづくりを地道に進める会社。
片方は、とんかく斬新かつ賛否両論の珍奇なイノベーションを展開する会社。
以前は、とある老舗企業の先輩・後輩エンジニアで…みたいなね。どうだろう、バレルかな(笑)
とかいたけど、プロレス界は人間関係の宝庫なので、ネタとしてプロレス史の本や、プロレスラーのインタビュー集を創作者は本棚に置くことをお勧めします(笑)